オニグルミ

2008年6月 9日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その18 森の花は終盤です~

 ブログを更新します。先週見ごろだったボタンの花はもう終わりです。

 このブログを書き始めてからしみじみ思います。植物たちが花を咲かせている時間というのは本当に短い!植物たちの成長を見ていたら、あっと言う間に夏になってしまいました。

 漢方では夏は蕃秀(ばんしゅう)と称し、万物が成長して繁栄華美なることをいいます。天地陰陽の両気が盛んに交合し、万物に花咲かせ実らせる。
①いくらか夜更かしをしても良いが、朝は早く起き、炎天の日長に倦(う)まないよ
 うにつとめなければならない。
②気持ちは常に愉快さを保ち、怒気を含まないように注意しなければならない。
③植物が開花するように、人体にあっても内の陽気を皮膚を通じて外に宣通放散し
 うるように、全て外界志向させなければならない。と説いています。

 働きすぎたと思ったら森の中へ入って、植物たちに火照りを冷やしてもらいましょう。森の中はもう涼しげです!

 さて、薬草園の植物たちも花の季節を迎えています。

先ずは・・・

Photo

 アマの花が開花です。今朝6時半ころに撮影しました。完全に開いていない花もまた良し!

 次はアルニカというキク科の薬用植物です。

Photo_2

 その近くには、当園の吉田氏の育てていたコマクサも咲いていました。

Photo_3

 ボタンの花は終わりましたが、シャクヤクはこれからです。こんな感じです。両方とも重要な漢方薬に配される生薬です。

Photo_5

 女性のヒステリーなどに効果があるとされるカノコソウ(セイヨウ)も開花です。

Photo_6

 森の中にもホオノキはありますが、薬草園内のホオノキも開花です。蕾もありました。

Photo_7 Photo_8

 蕾は明日開花ですね。一昨日、北海道自然協議会の皆さんを森の中へご案内しました。その中にはプロ顔負けの知識を持った方がいらっしゃいます。いつも勉強させてもらっているのですが・・・。ホオノキの花は最初の雌花が咲いてからその周辺の雄花が咲くそうです。びっくり!デスね。

 この時期のホオノキの葉もまた良しです。

Img

 これは北方系生態観察園内のホオノキを撮影しました。この透けてくる緑色の光はたぶん相当体に良いはずです。

 森の中へ入ると・・・

Img_2

 シラカバの雄花ですね。

 オニグルミの雄花も咲いてました。

Img_3

 木だってちゃんと花を咲かせるんです。

 そして・・・シクリザクラの花は完全に終盤です。今年の薬草園を見る会にはどんな植物が花を咲かせているのでしょう?今年は早い!

Img_4

 クロミノエンレイソウの実も相当熟してきました。

Img_5

 クルマバツクバネソウもいつの間にか実をつけてました。

Img_7

 漢方薬に配される重要な薬用植物、トチバニンジンはもうすぐ開花です。

Img_8

 谷へ降りてしばらくいくとこんなのが咲いていました。

Img_9

 満開のユキザサです。

 そして・・・エゾノリュウキンカも実になり、熟した実ははじけて、種が飛び出していました。

Img_10

 オオカメノキももうこんな感じです。実がどんどん熟しています。

Img_11

 森の中で絶好調なのがオオハナウド。

Img_12

 数は少ないですが、オオダイコンソウも開花していました。

Img_13

 ベニバナイチヤクソウも終盤です。

Img_14

 クリンソウは今日明日がみごろです。

Img01_2

 ミズキの花も満開でした。ミズキはその実の熟していくプロセスもまた楽しいです。ぜひご覧になって下さい。

Photo_9

|

その他のカテゴリー

アオチドリ アカイタヤ アキタブキ アケビ アズキナシ アミガサユリ イカリソウ イケマ イタヤカエデ イチヤクソウ イヌエンジュ イベント情報 ウリノキ エゾアジサイ エゾエンゴサク エゾニュウ エゾニワトコ エゾノリュウキンカ エゾヘビイチゴ エゾムラサキツツジ エゾユズリハ エンコウソウ エンレイソウ オウレン オオアマドコロ オオイタドリ オオウバユリ オオカメノキ オオダイコンソウ オオハナウド オオバナノエンレイソウ オオバボダイジュ オオヤマザクラ オククルマムグラ オシダ オニグルミ オニシモツケ オニノヤガラ オヒョウ カタクリ カラスビシャク カラマツ キツリフネ キハダ キバナノイカリソウ キリ ギョウジャニンニク クリンソウ クルマバソウ クルマバツクバネソウ クルマユリ クワ ケヤマハンノキ ゲンチアナ コシアブラ コマユミ コンロンソウ サラシナショウマ サルナシ サワシバ ザゼンソウ シウリザクラ シナノキ ショウジョウバカマ シラカバ ジギタリス スイレン スハマソウ スミレ セイヨウサクラソウ タチヤナギ タツタソウ タニギキョウ チシマアザミ ツクバネソウ ツタウルシ ツリバナ ツルアジサイ ツルシキミ ツルニンジン ツルリンドウ トチノキ トチバニンジン トモエソウ ナナカマド ナニワズ ニセアカシア ニリンソウ ネコノメソウ ネジバナ ノビネチドリ ノリウツギ ハイイヌガヤ ハウチワカエデ ハクウンボク ハリギリ バイカイカリソウ バイケイソウ ヒスイカズラ ヒトリシズカ ヒメイチゲ ヒメヘビイチゴ フクジュソウ フッキソウ フデリンドウ ベニバナイチヤクソウ ホウチャクソウ ホオノキ ホザキイカリソウ ボケ ボタン マイヅルソウ マタタビ マムシグサ ミズキ ミズナラ ミズバショウ ミツガシワ ミドリニリンソウ ミヤマスミレ ムラサキシキブ モクレン ヤブニンジン ヤマウルシ ヤマゴボウ ヤマネコヤナギ ヤマブドウ ユウシュンラン ユキザサ ヨツバヒヨドリ ヨブスマソウ ルイヨウショウマ ルイヨウボタン レンプクソウ 北方系生態観察園 温室 漢方・薬用植物研究会 薬草園 雪解け