ホウチャクソウ

2009年8月17日 (月)

8月の薬草園・北方系生態観察園

まずは薬草園からご覧下さい。
P8120558 左はソバの花、右はタンジンという薬草の花です。タンジンはサルビアの仲間です。

P8120560 キササゲの花です。終わりかけでしたが、きれいです。

北方系生態観察園への階段を登りきったところにあるムラサキシキブが開花していました。P8120562小さくてかわいらしいピンク色の花です。秋には珍しい紫色の小粒の実が付きます。

P8120577 オオカメノキの実が赤色に色づいていました。まだフレッシュな赤という感じです。これから色に深みを増していき、最後には黒くなります。

P8120581ルイヨウボタンの実です。左側は色づいていく途中です。七変化という感じです。右側は完全に熟した色、青黒紫という感じの色です。

P8120585 シウリザクラの葉はもう黄色くなって散り始めています。シウリザクラは森で一番に芽吹き、黄葉する間もなく一番に散っていきます。

P8120588 八重咲きのキキョウが美しく咲いていました。

P8120592 サラシナショウマの白いブラシのような、猫のしっぽのような花が咲き始めていました。左は光を受けた蕾です。これからが最盛期です。

P8120603 サラシナショウマの花をアップで撮影するとこんな感じです。キンポウゲ科という感じがします。

P8120596 ハイイヌガヤの実が大きく育っています。これから灰赤色に熟します。

P8120597 実がつき始めたヤマゴボウ(左)と完全に熟したルイヨウショウマの実(右)です。

P8120599 完熟のクルマバツクバネソウの実です。

P8120611 まだら模様のマイヅルソウの実、これから真っ赤に熟していきます。右は完熟のオオアマドコロの実です。

P8120609 ホウチャクソウの実(完熟)です。

P8120615 オオウバユリも青い実になってしまいました。これから秋にかけて熟していき、ぱっかり割れて中から大量の種が出てきます。右はトチバニンジンの実。夏の林床でひときわ目立つ真っ赤な実です。

P8120644 ツリバナの実(左)とキハダの実(右)、どちらもまだ青い実です。

P8120636 ちょっとこわかったので思わず撮ってしまいました。植物とは思えない!ツルアジサイにムカデのような足が!

P8120645 不気味シリーズその2、アキノギンリョウソウです。

P8120620 ツルニンジンの蕾です。もうすぐ咲きます。

P8120643 ツルリンドウの花(左)が咲いていました。右はオオイタドリの雌花。雌花は雄花より遅れて咲きます。今は雌花のシーズンのようです。

P8120646 左はちょっと見難いですが、ネジバナです。まだ咲きかけ、最盛期はもう少しあとです。しかし今年は数が少ないようです。右はフッキソウの蕾ですが、咲くのは来春になります。

P8120649 砂利道のほうへいくと、まだノリウツギが盛大に咲いていました。この花は花期が長いですね。もう盛りを過ぎていますが、元気です。

P8120653 ヨツバヒヨドリの花も彩りを添えています。

P8120657 エビガライチゴ(別名ウラジロイチゴ)の実と、クロミキイチゴ(別名ブラックラズベリー)の実です。どちらも美味しいです。エビガライチゴの葉っぱを裏返してみてください、別名の由来が分かります。






|

2008年10月 2日 (木)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その21 秋です~

10月2日の薬草園と北方系生態観察園のご報告です。
Pa020086
もうすっかり秋の空気です。

Pa020060 ボタンが実をはじけさせていました。

秋の花が花盛りです。
Pa020061
左がマルバアイ、右がハナトリカブトです。

Pa020069
オオバナオケラの花です。左が蕾、右が開いたものです。オオバナオケラの根茎は白朮という生薬です。

Pa020066
左がホソバオケラ、右がシオンです。ホソバオケラの根茎は蒼朮という生薬です。花は似ていますが、白朮と蒼朮は薬効が違うんですよ。

薬草園の後ろの斜面を登っていくと、
Pa020092
アキグミの実が光っていました。

北方系生態観察園に入っていくと、
Pa020075
キツツキさん(アカゲラ?)を発見!

Pa020083
アケボノソウが咲いていました。これは後から導入された植物ですが、きれいですね。

Pa020120
オオカメノキも紅葉しています。

Pa020124
フッキソウです。左は来年の春に咲くはずの蕾、右は実です。

Pa020122
左はホウチャクソウの実、右はマイヅルソウの実。

Pa020105
今日はササ刈りもしました。来年たくさんカタクリさんが咲くように願いながら・・・

|

2008年5月16日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その15 初夏の様相~

 5月16日の植物たちの様子をお届けします。北方系生態観察園の植物たちばかりではなく、薬用植物園の植物(薬草)たちも動き始めてきました。森の中は完全に春は終了です。虫たちも飛び始めて、虫嫌いの人にとっては入りにくい森になってきました。

 いつものようにダイジェストでお届けします。

 先ずは薬用植物園の植物たちから・・・

080516

 セイヨウサクラソウです。満開です。

08051602  08051604

 アミガサユリとボタン(蕾)です。もうすぐすばらしい花を咲かせますよ。

08051607

 イカリソウです。満開!

 そして・・・北海道にも自生しています・・・

08051608

 キバナノイカリソウです。

 薬用植物園には4種類のイカリソウがいます。あと2種類。

08051605  08051606

 イカリソウやキバナノイカリソウとは似て非なるものですね。ホザキイカリソウ(穂先碇草、上左)とバイカイカリソウ(梅花碇草、上右)です。

 そして・・・

08051608_2

 ボケの花が満開!

 薬用植物園の撮影を終え、北方系生態観察園の森の中へ・・・

08051609

 広葉樹の葉っぱが生茂り始め、林床がだんだん暗くなってきています。

 写真右側は春先にカタクリやエゾエンゴサクたちでいっぱいだった場所です・・・

 上の写真の右側はどうなっているかというと・・・

08051611

 ニリンソウはまだいますが・・・もうほとんど終盤です。

08051610

 クロミノエンレイソウもすでに春先の鮮やかさはありません。

 カタクリたちはどうなっているかというと・・・こうです!

08051611a

 すでに実になって、日ごとに実が膨らんでいます。今年もたくさん実をつけました。この袋の中に入っている種はこの山に住む蟻たちが運んでくれるんですよ!蟻たちが運ぶところをぜひ見に来てください。

 この土手は今、こんなふうになっています。

08051612

 クルマバソウたちで覆われ始めました。

08051613

 蕾もぷっくり・・・もうすぐ開花です。

 林床にはクリーム色の目立たない花をつける植物たちが増えてきました。足早に歩かず、しゃがんで見てあげて下さい。

先ずは・・・

08051615

 ホウチャクソウです。

 たまに白い花も発見!

08051614

 ルイヨウショウマです。そしてこんなのも・・・

08051616

 コンロンソウの開花したて!一番花です。

今度は・・・

08051617

 クルマバツクバネソウです。絶好調ですね。

 そして・・・ツクバネソウが開花しました。運が良ければ、こんな場面にも・・・08051618

 さらに・・・

08051620

 マムシグサも開花!

08051619

 オオアマドコロも来ました。

 谷へ入ると、ネコノメソウが満開!

08051621

 さらに・・・これは何と言うスミレ?タチツボスミレでしょうか?

08051622

 春先、谷一面黄色に染めたエゾノリュウキンカは今・・・・こうです。

08051623

 花びらはすでに無く、実の状態です。完熟すると・・・種がはじけます。

 この谷にはスギナもいます。庭では悪者でも、朝早く行くと、こんな姿を目にすることもできます(下左)。そして谷を越えると・・・大きなノビネチドリが開花してました。

08051624  08051624_2 08051624a

 ノビネチドリの傍にはベニバナイチヤクソウがもうすぐ開花です。

 さらに池の周辺にはミツガシワが満開でした。

08051625

 いよいよ森の中は初夏の様相です。

 ところで皆さん、森の木々たちの葉っぱをちゃんとご覧になったことはありますか?実は広葉樹の葉は森の虫たちの餌になるので、虫食いの無いキレイな葉っぱでいる期間というのは大変短いのです。木々たちの葉をご覧になるときには、太陽の光に透かすととても爽やか緑色の光が身体中に降り注いできます。ぜひ試してみてください!

 今日は、木々たちの葉っぱの様子もお届けします。

 先ずは・・・

08051626

 葉脈が対称形で、とても整った葉です。サワシバです。

 お次は・・

08051628

 シウリザクラです。シウリザクラはもう花芽をつけていました。とてもキレイな花です。ぜひ見に来てください。

08051627

 シツリザクラの花芽です。

 そして・・・

08051629

 サルナシ(コクワ)の若葉。

 さらに、オオバボダイジュの葉もまた良しでです。

08051630

 こんなのはどうでしょう?

08051631

 ホオノキの若葉です。もっともっと大きくなりますよ。

 次は・・・

08051632

 花も満開でした。

08051633

 そうです。エゾニワトコです。夏に向かって真っ赤な実をつけますよ!

 今度は・・・私の天敵です。かぶれると大変!

08051634

 ツタウルシ。

 さらに・・・紅葉の時期にはとてもステキな赤色になります。

08051635

 ハウチワカエデ。

 同じカエデでも紅葉のときには鮮やかな黄色です。

08051636

 イタヤカエデ。

 まだまだ続きます。今度は・・・私の大好きな・・・

08051637

 オオカメノキですね。なんかかっこ良いです。

 さらに・・・森の中に一本しかありません。札幌市の桑園駅から南に向かって歩くと、この木が街路樹になっている通りもあります。花はとってもきれいですよ。

08051638

 ハクウンボク。

 さらに・・・ウドやタラノキと同じウコギ科で、この2つよりも美味しいと言う人もいます。

08051639

 こんなすばらしい葉5枚が揃っているのもあと3日くらいでしょうか?

 人間の身体に良いものは虫たちにだって良いに決まってます。コシアブラです。

 最後は、北海道の縁起木の1つで、私の子供のころには、お正月になるとこの木の枝に繭玉を飾り、神棚に供えたものです。

08051640

 ミズキの若葉です。

 皆さん森の中にはいつも感動があります。皆さんはいくつ見つけられるでしょうね?

|

2008年5月 8日 (木)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その14 発陳のエネルギーは終了!初夏です~

 連休明けの北方系生態観察園の植物たちの様子をダイジェストでご覧下さい。今年はもう春の発陳のエネルギーは終了です。早くも森は初夏の様子です。

 先ずは、早春の森をにぎわせた春の短命植物たちがどうなっているのかをご覧下さい。

先ずはエゾエンゴサク!

2008050701

 もう実になってます。中には種がいっぱい入ってます。

 でお次はカタクリ!

2008050701_2

 もう実をつけてました。この実がどんどん膨れて、最後には森の蟻たちが種を運ぶのです。

 次はニリンソウ!

2008050702 

 花はまだ咲いてますが・・・よーっく見ると種が真ん中についてました。

2008050701_4

 まだまだステキなニリンソウもいます。が、もう終盤。

 白いニリンソウに混ざって、ミドリニリンソウも最後の一花!

2008050703

 春の短命植物たち・・・スプリングエフェメラルたちとも一年間のお別れです。

 去るものがいれば来るものも・・・

 初夏になるとお花が地味になってきます。淡い緑色からクリーム色の花が多くなります。

 先ずはこれ

2008050701_5

 ホウチャクソウ

 次にこれ

2008050701_6

 オオアマドコロも開花です。

 クルマバツクバネソウも蕾から開花。漢字名、車葉衝羽草の名が分かるのは8月過ぎ。紫色の実になった時にその名の由来が分かります。

2008050701_7

 蕾です。

2008050702_2

 開花状態。

 そしてお花の生命は3日間だけ。ルイヨウボタン(類葉牡丹)も開花です。

2008050701_8

 オオバナノエンレイソウも絶好調。

2008050701_9

 ルイヨウショウマ(類葉升麻)も開花です。下の蕾から上の蕾まで順々に咲いていきます。

2008050701_10

 秋まで楽しませてくれるマイヅルソウ(舞鶴草)も開花。一番花です。

2008050701_11

 ツルシキミは絶好調。

200805070101

 クルマバソウももうすぐ開花です。

2008050801_2

 池の中ではミツガシワも開花。水の中の葉っぱも逆光で見ると最高です。

2008050701_12 2008050702_3

 いやはやこうなるともう初夏の雰囲気です。

 さて木々たちの様子も少しだけ。

2008050701_13

 シウリザクラの蕾です。

2008050802

 イタヤカエデの花。地面にはこんなのも・・・

2008050801

 これはいったい何でしょう?銀色の芽出しです。

2008050701_14

 マメ科のイヌエンジュ。寒がりなのです。

 森の中はもうすぐ初夏の風情です。虫たちも飛び始めました。虫嫌いの方はお早めに森へお入りください。

|

その他のカテゴリー

アオチドリ アカイタヤ アキタブキ アケビ アズキナシ アミガサユリ イカリソウ イケマ イタヤカエデ イチヤクソウ イヌエンジュ イベント情報 ウリノキ エゾアジサイ エゾエンゴサク エゾニュウ エゾニワトコ エゾノリュウキンカ エゾヘビイチゴ エゾムラサキツツジ エゾユズリハ エンコウソウ エンレイソウ オウレン オオアマドコロ オオイタドリ オオウバユリ オオカメノキ オオダイコンソウ オオハナウド オオバナノエンレイソウ オオバボダイジュ オオヤマザクラ オククルマムグラ オシダ オニグルミ オニシモツケ オニノヤガラ オヒョウ カタクリ カラスビシャク カラマツ キツリフネ キハダ キバナノイカリソウ キリ ギョウジャニンニク クリンソウ クルマバソウ クルマバツクバネソウ クルマユリ クワ ケヤマハンノキ ゲンチアナ コシアブラ コマユミ コンロンソウ サラシナショウマ サルナシ サワシバ ザゼンソウ シウリザクラ シナノキ ショウジョウバカマ シラカバ ジギタリス スイレン スハマソウ スミレ セイヨウサクラソウ タチヤナギ タツタソウ タニギキョウ チシマアザミ ツクバネソウ ツタウルシ ツリバナ ツルアジサイ ツルシキミ ツルニンジン ツルリンドウ トチノキ トチバニンジン トモエソウ ナナカマド ナニワズ ニセアカシア ニリンソウ ネコノメソウ ネジバナ ノビネチドリ ノリウツギ ハイイヌガヤ ハウチワカエデ ハクウンボク ハリギリ バイカイカリソウ バイケイソウ ヒスイカズラ ヒトリシズカ ヒメイチゲ ヒメヘビイチゴ フクジュソウ フッキソウ フデリンドウ ベニバナイチヤクソウ ホウチャクソウ ホオノキ ホザキイカリソウ ボケ ボタン マイヅルソウ マタタビ マムシグサ ミズキ ミズナラ ミズバショウ ミツガシワ ミドリニリンソウ ミヤマスミレ ムラサキシキブ モクレン ヤブニンジン ヤマウルシ ヤマゴボウ ヤマネコヤナギ ヤマブドウ ユウシュンラン ユキザサ ヨツバヒヨドリ ヨブスマソウ ルイヨウショウマ ルイヨウボタン レンプクソウ 北方系生態観察園 温室 漢方・薬用植物研究会 薬草園 雪解け