ツクバネソウ

2009年9月11日 (金)

9月の薬草園・北方系生態観察園

薬草園から。Img_0103トリカブトです。

Img_0104 オタネニンジンです。

Img_0105 ホオノキの実です。

Img_0117 おなじみの栗の実です。

Img_0119 ウドの花が終わって実になりかけたところです。

北方系生態観察園に入ります。
Img_0108 オオカメノキの実です。

Img_0106 黒くなった実もあります。紅葉が始まっています。

Img_0109 ウサギさん型の冬芽ももうできています。

Img_0110 マムシグサの実です。

Img_0111 オオアマドコロの実です。

Img_0114 ツクバネソウの実です。

Img_0112 黒い実が取れると、赤い花が咲いているみたいです。

Img_0116 ホウキタケの一種?

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2009年5月15日 (金)

春の森は第二ステージの始まりです

今朝も朝早く北方系生態観察園に出かけました。2009_05150079現在工事の関係で、薬草園には入れません。北方系生態観察園にはこちらの階段を上っていくルートで入っていただくことになっています。階段の前に赤いポストがあります。このポストの中に来園者の記名ノートと、パンフレットが入っています。来園者の方は必ずこの記名ノートにお名前をご記入ください。

水辺の径から北方系生態観察園に入っていきます。2009_05150080
2009_05150082ため池の周りはもうこんなに緑がこんもりしています。
池にはミツガシワが花盛りです。2009_05150085
ゼンマイ(左)とタチツボスミレ(右)です。2009_05150091
ニリンソウは終盤です。中心に種が出来ていますよ。2009_05150094
カタクリさんは種になってしまいました。カタクリさんの後にはクルマバソウさんたくさん伸びてきています。2009_05150154
エゾノリュウキンカさんも終わってしまいました。また来年会えるのを楽しみにしましょう。2009_05150102 後にはオオハナウドやヨブスマソウなど背の高い植物がどんどんエゾノリュウキンカの背丈を追い越して伸びています。アキタブキのトウもひときわ高く立っていました(左)。エゾノリュウキンカの足元を見るとニリンソウも咲いていました(右)。2009_05150103
ベニバナイチヤクソウ(左)、ノビネチドリ(右)はもうつぼみを持っています。2009_05150099
オオバナノエンレイソウ(左)、マムシグサ(右)が咲いていました。2009_05150107
ルイヨウボタンも開花です!この花も花期が短いですから、お見逃しなく。2009_05150124
アカミノエンレイソウ(左)、キバナノイカリソウ(右)です。2009_05150134 エンレイソウには赤実、黒味、緑実の三種類があるんですよ。キバナノイカリソウは、もともとこの山にはなかったのですが、この近辺には普通に生えている植物だということで、植えられました。このように後から植えられた植物が、北方系生態観察園内には何種類かあります。

つぼみをつけている植物たちをご紹介します。2009_05150130 2009_05150127 上段左からツクバネソウ、ユキザサ、トチバニンジン、オオハナウドです。

ここからは、木々たちの様子をご紹介しましょう。2009_05150105
ホオノキの新葉です。2009_05150096
サワシバの新葉です。2009_05150108
オオカメノキ(左)、ハウチワカエデの新葉です。2009_05150116
オヒョウの新葉です。2009_05150139
左はイタヤカエデの花、右は見にくいかも知れませんが、シウリザクラのつぼみです。2009_05150081
タラの芽です。採らないで下さいね(笑)。2009_05150159
最後に展望台から撮影した大学と石狩平野の眺めです。2009_05150150 2009_05150151 田んぼに水が入りました。今や日本一美味しい北海道のお米づくりの始まりです。

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2009年4月14日 (火)

カタクリさんが咲きそうです!

ペンギンさんのように見えて楽しませてくれたタチヤナギさんでしたが、とうとうみんな殻が脱げてしまいました。2009_04140079
と思ったら・・・
2009_04140081 一匹だけしぶとく残っていたペンギンさん。

こちらはヤマネコヤナギなんですが・・・2009_04140073 お猿さんに見えませんか?

2009_04140002 左は薬草園のフクジュソウ。右はピンクのスハマソウです。

昨日も今日も気温が高かったので、植物たちもめきめき生長しているだろうなと思いながら山の中へ。
2009_04140027 オオカメノキさんのつぼみがふくらんで来ました。

2009_04140010 エンレイソウさんがもう咲きそうです!

2009_04140008 エゾエンゴサクくんにはさっそくマルハナバチさんが来ていました。
2009_04140018 2009_04140040 ピンクのエゾエンゴサクさんも開花です。

そして・・・
2009_04140017 ついに花びらが開きかけたカタクリさんを発見!

カタクリさんって、
2009_04140009 2009_04140011 はじめつぼみと葉っぱが上向きに伸びて、それから首を下に垂れてから咲くのですね。
エンレイソウさんも同じですが、エンレイソウは下を向いて咲いてからさらに上を向きますよね。

ナニワズくんも満開です。
2009_04140029 2009_04140022

フッキソウさんはまだつぼみです。
2009_04140036

ちょっと似ているつながりで、ハイイヌガヤの花です。こちらはこれで一応咲いているのかな?
2009_04140035

4月10日に紹介したヨブスマソウくん(左)はこんなに伸びていました。右はヨモギの芽出しです。
2009_04140025

同じく4月7日に紹介したコンロンソウさん(左)はこんなに葉っぱを広げていました。右は絡み合うクルマバツクバネソウ。2009_04140030

左は葉っぱが4枚のツクバネソウ、右はクルマバツクバネソウです。2009_04140032

4月12日に紹介したルイヨウボタン(左)は頭の先っぽを出していました(右)。2009_04140051 さらに顔も出した株がありました(左)。右はルイヨウボタンのまだ幼い株です。
2009_04140050

4月8日に紹介したバイケイソウはもうこんなに大きくなっています。2009_04140023

同じく4月7日のエゾニュウはこんなになっています。2009_04140042

これはオオウバユリの芽出し。横に2本突き立っている白いものは去年の開花株の残骸です。今年も立派な花を咲かせてくれるかな?
まわりにたくさん生えている緑色の草はギョウジャニンニクの赤ちゃんマイヅルソウの芽出しです。
2009_04140045

これは立派な大人のギョウジャニンニク。ギョウジャニンニクもカタクリやオオウバユリやエンレイソウと同じく、種が発芽してから開花するまでに10年近くかかるのです。2009_04140046

これはオオアマドコロの芽出しです。他にはない真っ赤な色がポイント。2009_04140052

ヒメイチゲ(左)も咲きました。右はアズマイチゲ。アズマイチゲはもともとこの山には無かったので、これは植えたものです。2009_04140054

これはショウジョウバカマのつぼみ。 2009_041400742009_04140058

谷はこんな様子です。これからエゾノリュウキンカがもっといっぱい出てきて谷はまっ黄色になります。
2009_04140076

4月12日にも撮影したエゾノリュウキンカ。2009_04140066 2009_04140064

ザゼンソウとミズバショウも出ています。2009_04140061 2009_04140069

フキノトウの雄株(左)と雌株(右)です。2009_04140077

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2008年9月 1日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その20 秋の気配~

ずっとチェックしに来て下さっていた皆様、2ヶ月以上も新着情報なしでごめんなさい。

写真を撮っていなかったわけではなかったのです。

というわけで、今さらですが、9月1日の薬草園と北方系生態観察園の写真をアップします。

先ずは薬草園から。

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チョウセンゴミシの実です。

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ゲンノショウコの花です。紅白そろっていたので撮ってみました。

お次は北方系生態観察園です。

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オオカメノキの実が真っ赤に色づいています。もうすぐ葉っぱもオレンジ色になっていくでしょう。

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ハイイヌガヤの実です。だいぶ熟してきました。

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ツルニンジンの花が咲いていました。

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ツルリンドウの花もひっそり咲いていました。

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オオイタドリは2メートル以上にもなる巨大な植物ですが、花は小さい花が集まっていて、良く見るとかわいいですね。

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オオアマドコロの実が葉っぱの陰から見えます。大きな葉っぱも黄色く色づいて、もうすぐ枯れて散ってしまいます。

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ツクバネソウの実です。今年も大きく育ってくれました。

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最後に、このキノコは何でしょう?キノコに詳しい方、誰か教えてください!

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2008年6月 3日 (火)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その17 初夏です。~

 今日は6月3日。一週間ぶりのブログの更新です。朝、薬草園と北方系生態観察園へ行ってきました。あっと言う間に植物たちは育っていきます。

 先ずは・・・

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 日本のボタン。今が見ごろです。花はあと2日もすると枯れてしまうでしょう。

 チョウセンゴミシの花も終盤でした。ちょっとお見せできません。

 次は・・・

Photo

 よく見るときれいです。ギョウジャニンニクの花が満開!

 そして何故かこの植物が薬草園にあるのです。

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 オオアマドコロの花が満開!北方系生態観察園のオオアマドコロは終盤!

 森へ続く階段のそばにはハルジオンが可憐に咲いてました。

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 森の入り口には・・・

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 大きなバイケイソウが満開です。

 オオハナウドも満開!

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 で、早春にカタクリやエゾエンゴサクが満開だった所はもう暗い森になってました。

 こんなふう!

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 ここを右に曲がって階段を登って東の尾根に出ると・・

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 待ちに待ったシウリザクラの花が開花しました。目の前で見ることができます。

 そして、やっと新葉を出し始めましたよ!イヌエンジュです。

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 東の尾根沿いの森の中はマムシグサでいっぱいでした。

Mamusigusa_2

 ツクバネソウも今が盛り。クルマバツクバネソウはもう実に成り始めてます。

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 さらに暗い林床に、パッと雪のような花が・・・

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 東の尾根から谷へ降りていく所はこんなふう・・・

 下の左側の写真は谷の方。右が振り返って見たところです。もう夏の様相です。

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 そして・・・早春にエゾノリュウキンカたちで一面黄色だった谷も・・・

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 光が届きにくい谷になってます。

 今日はこの橋を使わず、奥にある2つ目の橋を超えて、一番急斜面を登りました。

途中にツリバナが開花していました。よーっく見ないと分からない小さなクリーム色の花です。

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 ツリバナと同じニシキギ科のコマユミも開花です。とっても地味な花です。

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 階段を登りきって、ヒカゲノカズラのある辺りには、珍しいユウシュンランが咲いてました。年々増えています。写真は撮ったのですが・・・ブレました。スミマセン!

 池の方ではクリンソウが見ごろです。

Kurinnsou   Kurinnsou02

 ベニバナイチヤクソウも今が見ごろ。傍のノビネチドリはもう終盤です。

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 真新しいサルナシ(コクワ)の葉を逆光で見るとすばらしい!

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 森の出口にいるミズキの花も咲き始めました。

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2008年5月26日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その16 初夏です。~

 5月最終週です。北方系生態観察園内はもう初夏。木々たちの葉が生い茂り、だんだんと林床に光が届かなくなってきました。

 薬用植物園の薬草たちはこれからが本番です。

 先ずは、薬用植物園の植物たちからご覧になって下さい。

 薬用植物園の入り口には、フジの花が咲きました。一昨年植えたので、りっぱになるにはまだまだ時間がかかりますが・・・お花の色はよいですね。

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 薬草園のHPのトップページのボタンの蕾はこんなふうになっています。

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 皆さん、明日か明後日・・・咲きますよ!お見逃し無く!

 でお次は・・・

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 森の中にもあるのですが・・・私がこの大学に来たときには薬草園内にいました。マムシグサ(サトイモ科)です。

 同じサトイモ科の仲間でもこれは、漢方薬には欠かせぬものですよ。生薬名は半夏。和名はカラスビシャクです。開花しました。

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 半夏厚朴湯は気鬱、気滞の特効薬です。

 新しい棚にはこんなのが満開です。

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 アケビの花ですよ。

 一通り見た後は・・・森へ入ります。入り口までの階段にハルジオンがいました。皆さん、ヒメジオンとの区別、つきますか?

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 入り口からすぐの階段の右側に目立たないアオチドリ(ラン科、下左)とヤブニンジン(セリ科、下右)の花が開花していました。

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 大きなカタクリたちがたくさんいた場所には・・・

 実がどんどん熟しています。蟻たちがこの種を運び出すのももうすぐ!

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 クルマバソウも林床一面満開でした。

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 コンロンソウ(アブラナ科)も満開です。

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 ふと見上げるとシウリザクラの花芽がいっぱい!あと一週間ほどで開花ですね。

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 色が変なクルマバツクバネソウを見つけました。昨年も同じ場所にいましたから・・・

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 森のツクバネソウも満開です。

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 どちらも目立たない色の花ですよ。お見逃し無く!

 

 さらに・・・

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 地味な花ですが・・・毒草なのですが・・・よく見るとキレイ!

 下にアップで撮った写真も載せました。

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 さらにさらに・・・

 ベニバナイチヤクソウも開花です。ホント、キレイですよ。

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 そうそう、マイヅルソウも満開です。林床のいたるところに見ることができます。

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 ユキザサの可憐な花もご覧下さい。

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 お池のそばに、エンコウソウが満開でした。

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 そしてお水が大好きなクリンソウも開花し始めました。

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2008年5月16日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その15 初夏の様相~

 5月16日の植物たちの様子をお届けします。北方系生態観察園の植物たちばかりではなく、薬用植物園の植物(薬草)たちも動き始めてきました。森の中は完全に春は終了です。虫たちも飛び始めて、虫嫌いの人にとっては入りにくい森になってきました。

 いつものようにダイジェストでお届けします。

 先ずは薬用植物園の植物たちから・・・

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 セイヨウサクラソウです。満開です。

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 アミガサユリとボタン(蕾)です。もうすぐすばらしい花を咲かせますよ。

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 イカリソウです。満開!

 そして・・・北海道にも自生しています・・・

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 キバナノイカリソウです。

 薬用植物園には4種類のイカリソウがいます。あと2種類。

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 イカリソウやキバナノイカリソウとは似て非なるものですね。ホザキイカリソウ(穂先碇草、上左)とバイカイカリソウ(梅花碇草、上右)です。

 そして・・・

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 ボケの花が満開!

 薬用植物園の撮影を終え、北方系生態観察園の森の中へ・・・

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 広葉樹の葉っぱが生茂り始め、林床がだんだん暗くなってきています。

 写真右側は春先にカタクリやエゾエンゴサクたちでいっぱいだった場所です・・・

 上の写真の右側はどうなっているかというと・・・

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 ニリンソウはまだいますが・・・もうほとんど終盤です。

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 クロミノエンレイソウもすでに春先の鮮やかさはありません。

 カタクリたちはどうなっているかというと・・・こうです!

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 すでに実になって、日ごとに実が膨らんでいます。今年もたくさん実をつけました。この袋の中に入っている種はこの山に住む蟻たちが運んでくれるんですよ!蟻たちが運ぶところをぜひ見に来てください。

 この土手は今、こんなふうになっています。

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 クルマバソウたちで覆われ始めました。

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 蕾もぷっくり・・・もうすぐ開花です。

 林床にはクリーム色の目立たない花をつける植物たちが増えてきました。足早に歩かず、しゃがんで見てあげて下さい。

先ずは・・・

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 ホウチャクソウです。

 たまに白い花も発見!

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 ルイヨウショウマです。そしてこんなのも・・・

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 コンロンソウの開花したて!一番花です。

今度は・・・

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 クルマバツクバネソウです。絶好調ですね。

 そして・・・ツクバネソウが開花しました。運が良ければ、こんな場面にも・・・08051618

 さらに・・・

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 マムシグサも開花!

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 オオアマドコロも来ました。

 谷へ入ると、ネコノメソウが満開!

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 さらに・・・これは何と言うスミレ?タチツボスミレでしょうか?

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 春先、谷一面黄色に染めたエゾノリュウキンカは今・・・・こうです。

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 花びらはすでに無く、実の状態です。完熟すると・・・種がはじけます。

 この谷にはスギナもいます。庭では悪者でも、朝早く行くと、こんな姿を目にすることもできます(下左)。そして谷を越えると・・・大きなノビネチドリが開花してました。

08051624  08051624_2 08051624a

 ノビネチドリの傍にはベニバナイチヤクソウがもうすぐ開花です。

 さらに池の周辺にはミツガシワが満開でした。

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 いよいよ森の中は初夏の様相です。

 ところで皆さん、森の木々たちの葉っぱをちゃんとご覧になったことはありますか?実は広葉樹の葉は森の虫たちの餌になるので、虫食いの無いキレイな葉っぱでいる期間というのは大変短いのです。木々たちの葉をご覧になるときには、太陽の光に透かすととても爽やか緑色の光が身体中に降り注いできます。ぜひ試してみてください!

 今日は、木々たちの葉っぱの様子もお届けします。

 先ずは・・・

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 葉脈が対称形で、とても整った葉です。サワシバです。

 お次は・・

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 シウリザクラです。シウリザクラはもう花芽をつけていました。とてもキレイな花です。ぜひ見に来てください。

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 シツリザクラの花芽です。

 そして・・・

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 サルナシ(コクワ)の若葉。

 さらに、オオバボダイジュの葉もまた良しでです。

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 こんなのはどうでしょう?

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 ホオノキの若葉です。もっともっと大きくなりますよ。

 次は・・・

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 花も満開でした。

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 そうです。エゾニワトコです。夏に向かって真っ赤な実をつけますよ!

 今度は・・・私の天敵です。かぶれると大変!

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 ツタウルシ。

 さらに・・・紅葉の時期にはとてもステキな赤色になります。

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 ハウチワカエデ。

 同じカエデでも紅葉のときには鮮やかな黄色です。

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 イタヤカエデ。

 まだまだ続きます。今度は・・・私の大好きな・・・

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 オオカメノキですね。なんかかっこ良いです。

 さらに・・・森の中に一本しかありません。札幌市の桑園駅から南に向かって歩くと、この木が街路樹になっている通りもあります。花はとってもきれいですよ。

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 ハクウンボク。

 さらに・・・ウドやタラノキと同じウコギ科で、この2つよりも美味しいと言う人もいます。

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 こんなすばらしい葉5枚が揃っているのもあと3日くらいでしょうか?

 人間の身体に良いものは虫たちにだって良いに決まってます。コシアブラです。

 最後は、北海道の縁起木の1つで、私の子供のころには、お正月になるとこの木の枝に繭玉を飾り、神棚に供えたものです。

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 ミズキの若葉です。

 皆さん森の中にはいつも感動があります。皆さんはいくつ見つけられるでしょうね?

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2008年4月 8日 (火)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その7 エゾエンゴサク&エゾノリュウキンカの開花~

 週明けの月曜日に森(北方系生態観察園)へ入りました。どんどん加速して春がやってきています。エゾエンゴサクとエゾノリュウキンカが開花しました。カタクリの蕾も3株ほど出現!!!!です。今年、カタクリ、エゾエンゴサク、エンレイソウ、ニリンソウ、ナニワズ、ヒメイチゲ、ミズバショウ、ザゼンソウでで賑わう森になるのは何時でしょうね?

 このブログ上で紹介していきますので、ぜひ見に来て下さいね!

 さて最初は・・・森ではなく薬草園でこの植物が開花しました。キンポウゲ科の重要な薬用植物なんですよ。

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 オウレン(黄連)といいます。私の二日酔い防止のための漢方薬、黄連解毒湯に配される薬用植物の1つです。でも・・・健常人にとっては目から入ってくるクスリになるかもしれませんね。背丈は4 cmほどです。この写真はタムロンの180 mmマクロレンズを使って撮影しています。皆さんもマクロレンズを付けたカメラを使って、腹ばいになって、植物たちの息遣いを感じながら・・・旬を感じてみませんか?

 森の入り口にはスハマソウ(キンポウゲ科)が・・・

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 いやー、もうすばらしいの一言ですね(笑)。

 で、森の入るとすぐ・・・

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 森の沢沿い(湿地帯)にたくさんいるのですが、雪融けのこの季節は湿地帯みたいになるのでしょうね。あちこちに出現します。ザゼンソウ(サトイモ科)です。

 真っ直ぐ歩いていくと森で一番大きくてステキなカタクリの咲く、イタヤカエデの大きな木の根元に着きます。そこにはもう・・・

 100 mmのキャノンのマクロレンズで接写です。皆さんも撮ってみませんか?

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 そうです。カタクリ(ユリ科)です。もう蕾を持っているのもいます。先週の金曜日にはいなかったんですけどね・・・いつ開花するのかしら?

 森の整備を始めて10年以上経ちました。斜面の笹を丁寧にかっていくと、毎年どんどん植物たちが増えていきます。なんか・・・地球を元気にする手助けをしているように思えます。「カタクリ防衛隊」とか「地球の薬剤師」って思っちゃいます。

 で、こんなのもどんどん増えてきました。

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 ご存知、ギョウジャニンニク(ユリ科)です。でも、絶対採らないで下さいね。撮るのはかまいませんけど・・・。30年以上昔は自然も豊かで、山菜も豊富でしたが、化学技術などの物質文明の発達は地球の一番大切な植物たちを激しく減少させました。多くの山菜もそうなのですが、ギョウジャニンニクもカタクリも種から2枚の葉っぱを出すまでにかかる時間は約5年。さらに花を咲かせて、種をつけるようになるまでには8~10年以上。皆さんご存知でしたか?無造作に採って、ただ食べるだけでは済まされない時代を迎えています。地球の大切な元気を食べる以上は何か地球に対してステキな生き方をしてくださいね。

 で、一番雪融けの早い東の尾根ではこんなんになってました。

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 ハイ。2008年度は4月7日がエゾエンゴサク(ケシ科)の開花日でした。これも漢方薬、安中散に配される重要な薬用植物です。カタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウ(キンポウゲ科)、エンレイソウ(ユリ科)、ヒメイチゲ(キンポウゲ科)、エゾノリュウキンカ(キンポウゲ科)が一同に咲き乱れるのは一年でもわずか5日ほど。さて今年はいつになるのかしら・・・。一年で一度だけの植物たちの「春の祭典」です。お見逃しなく!

 で、この植物も開花です。

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 ナニワズ(ジンチョウゲ科)です。さてさてこいつには雄花と雌花があるんですよ。区別がつくでしょうか?

 ナニワズのそばでしゃがんでみました。すると・・・

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 クルマバツクバネソウ(ユリ科)と葉っぱが4枚のツクバネソウ(ユリ科)です。どんどん大きくなってます。

 こんなのは見たことありますか?

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 ハイヌガヤ(イヌガヤ科)の花芽です・・・。ウキウキしてるとついつい見逃してしまいます。

 一気に谷へ降りてみました。

 ついに・・・水の中からエゾノリュウキンカ(キンポウゲ科)の一番花。開花です。谷は雪融け水の流れる音、残雪を通り過ぎる風・・・最高ッス!

 この谷がだんだん黄色に染まっていきます。ザゼンソウもミズバショウも・・・賑やかな谷になっていくにのにはそんなに時間はかかりません。

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 エゾエンゴサクとエゾノリュウキンカの開花をお伝えしました。

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