オオハナウド

2009年6月22日 (月)

第23回 北海道医療大学附属 薬草園を見る会

6月21日、恒例の薬草園を見る会を開催しました。今年は180名あまりのご参加をいただきました。今年の講演は堀田清でした。皆様最後まで熱心に聞いてくださりありがとうございました。2009_0621_0087

薬用植物園と北方系生態観察園の植物で内山翡翠さんが生けてくださった花です。毎年力作をありがとうございます。2009_0621_0083

講演会が終わった後、昼休みを挟んで、観察会です。雨が心配されたのですが、ときおり薄日もさしてまずまずのお天気でした。

この季節の薬用植物園はシャクヤクとサルビアの競演が見事です。2009_0621_0129

ところが北方系生態観察園の方は、春のお花は終わってしまい、夏のお花はまだあまり咲いていない状態で、緑が鬱蒼として、ちょっと観察会にはベストとは言いがたいタイミングです。森林浴気分にはもってこいなのですが・・・2009_0621_0100

散ったキハダの花が地面を地面を埋め尽くしていました。2009_0621_0103

オオハナウドはほとんど花が散って、種になっていました。
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ナニワズの実です。これから赤く熟します。2009_0621_0115

ヤマブドウの花です。地味ですが、咲いてます。2009_0621_0121

チシマアザミの花(左)はたくさん咲いていましたが・・・チシマアザミさんには悪いですが、あまり人気が無い花ですね・・・せっかく咲いていてもあまり目に留めてもらえません。
サラシナショウマ(右)はつぼみが出始めましたが、咲くのはずっと遅く、秋になってからです。
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これは谷に生えている森で一番大きなケヤマハンノキさんに巻きついているツルアジサイの花。2009_0621_0119

このケヤマハンノキさんは、きっと、橋を挟んで反対側に生えている大きなホオノキさん(下)と共に、この森の神様です。2009_0621_0118
ケヤマハンノキさん、ホオノキさん、その他全ての植物さんたち、今日は、たくさんの人に森の素晴らしさを分かち合ってくださってありがとうございました。

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2009年6月16日 (火)

北海道なのに梅雨・・・・?

ここ2週間くらい雨の日が多く、じめじめしてひんやりした、気持ち良くない天気が続いています。今日も曇りでしたが、前回のレポートから2週間以上もあいてしまったので、北方系生態観察園に行ってきました。途中でまた雨が降ってきましたが、木々たちの葉っぱが良く茂っているので、森の中にいる限りそんなにぬれることも無く、あらためて木々たちに感謝してしまいました。

ホオノキの花は盛りを過ぎていましたが、まだ残っていました。P6160088 P6160084 左はつぼみ、右は咲いた後、これからふくらんで実になる部分です。

P6160090 オオヤマザクラの実です。熟し度合いによって黄色、オレンジ、赤、黒といろいろあってきれいです。

P6160098 オオカメノキの実も育ちつつあります。

P6160099ツタウルシの花、満開です。

P6160100 サルナシのつぼみがたくさん付いていました。これが全部咲いたら見事でしょうね。

P6160109 シウリザクラの花、残念!終わっていました。2週間見に行かないでいるうちに・・・・また来年です。

P6160126 ツルアジサイの花は咲きはじめです。暗いので仕方なくフラッシュをたいて撮りました。

P6160127 キハダの花です。もう一枚、フラッシュをたかないで撮るとこうなります。

P6160129 ちょっとぶれていますが、やっぱりフラッシュたかないほうが自然で好ましいですね。この時期森の中は暗いので難しいのですが。

P6160134 ヤナギの実です。綿毛がついています。

P6160093 オオハナウド(左)は終盤です。まわりに白い小さい花びらがたくさん散って雪が降ったようです。今日の地面にはキハダの花もたくさん散っていました。地面に落ちているものを観察するのもまた楽しいですよ。右はチシマアザミのつぼみです。チシマアザミはこれからが本番です。

P6160094 トチバニンジンはつぼみをつけ始めました。真上から撮ってみましたが、素晴らしい5角形!5枚の葉っぱが5つの方向に放射状に出ています。自然の中の規則性に驚嘆です。

P6160097 ヒメヘビイチゴ(左)は咲き始めです。この花も小さくて可憐ですね。ぎざぎざの3出葉っぱもかわいいです。オニシモツケ(右)も咲いていました。同じバラ科でも全然違いますね。

P6160103 ヨツバヒヨドリ(左)とオオウバユリ(右)のつぼみです。花は毎年見ていても、つぼみのときは案外見落としていることが多いものです。つぼみもまた愛らしいですね。

P6160117 クロミノエンレイソウとアカミノエンレイソウ、隣同士で立派に熟していたので、撮ってあげました。暗かったのでフラッシュをたかざるを得ませんでした。

P6160136 最後です。池のスイレンが咲き始めていました。

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2009年5月29日 (金)

春から夏へ

北方系生態観察園の入り口で、マツの花が咲いていました。マツにこんなにキレイな黄色の花が咲くなんてびっくりです。P5290054 P5290047
というわけで、今回は樹木の花シリーズからはじめます。
いきなり咲いてなくて申し訳ありませんが、キハダのつぼみです。P5290044
左はトチノキの花。右はホオノキのつぼみです。どちらも大きい立派な花ですね。2009_05300109
キリの花です。かなり背の高い木で、遠くからしか取れなかったので形が良く分かりませんが、きれいな藤色の花です。2009_05300111
左は桑の花。いつも実は見ていたのですが、花は初めて見ました。でもこれはもう散っているのでしょうか?右はエゾユズリハの花。若葉の緑色とのコントラストがきれいです。2009_05300008
コマユミの花です。2009_05300081
シウリザクラのつぼみ。もうすぐ咲きそうです。2009_05300086

池のほとりの様子です。ミツガシワはほとんど終わってしまいました。2009_05300010
クリンソウは今が盛りです。2009_05300012

木々の葉っぱがどんどん茂って、森の中は急速に鬱蒼としてきました。
これはミズナラの葉っぱです。2009_05300016
この変わった形の葉っぱはオヒョウです。2009_05300041
暗くなってきた林床では、クルマバソウが満開です。2009_05300031
ベニバナイチヤクソウも見ごろです。2009_05300023
オオアマドコロも葉陰にキレイな雫の形の花をぶら下げています。これに似た植物で、ホウチャクソウも咲いていますから探してみてください。2009_05300033
ユキザサの花もひっそりと咲いていました。2009_05300034
ユキザサの花のアップです。2009_05300036

ひんやりじめじめした草葉の影にはアマガエルさんが元気に飛び跳ねていました。2009_05300040
小さいけれどとびきりかわいい花を2つ。フデリンドウ(左)とタニギキョウ(右)です。2009_05300056

アオチドリの花です。2009_05300105

この花を見ると季節はもう夏だなという感じがします。ヤブニンジン(左)とオオダイコンソウ(右)です。
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オオハナウドの花です。大きいです。2009_05300078

裏側から見るとまたステキです。2009_05300079

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2009年5月20日 (水)

春の森・第二ステージ ~その2~

4月ほど、森の植物たちの変化のスピードは急ではないとはいえ、5月に入って植物の種類の数が、爆発的に増えつつあります。というわけで今日も観察に出かけました。

エゾニワトコ(左)とミズキ(右)のつぼみです。P5200003

池のほとりにクリンソウの一番花(左)が咲いていました。右はエゾノリュウキンカに似ていますが、エンコウソウという植物です。P5200008

サワシバの雌花(左)と雄花(右)です。P5200010

ノビネチドリが開花しました。光を浴びたのとそうでないのとではぜんぜん違って見えますね。P5200014

サルナシの新葉です。赤と緑のコントラストと、葉柄の産毛が光っているのが素晴らしいですね。P5200015

エゾヘビイチゴです。実は食べられますが、北海道ではエキノコックスの心配があるので、生で食べるのは控えましょう。P5200018

イヌエンジュの新葉です。他の木々たちよりだいぶ遅れて展開し始めるこの新葉は銀色の何ともいえない神秘的な色合いです。P5200023

ホオノキの新葉が開き始めて、赤い新芽を包んでいたピンク色の鞘と新葉の若緑色の組み合わせが素晴らしいです。花よりもきれいかも知れないと思います。P5200024 P5200030

これはエゾユズリハの新葉です。新しい葉が出てから古い葉が落ちるので「譲り葉」という名前が付いたそうです。P5200045

これは何だか分かりますか?P5200029 P5200031 エゾノリュウキンカの種です。花は終わってしまいましたが、最後まで見てあげてくださいね。

こちらはヒメイチゲの種です。P5200042

春の森第二ステージは白くて小さい地味な花が多いです。華やかさには欠けますが、探して見つける喜びがあります。P5200035 P5200044 P5200049上段左からクルマバソウ、マイヅルソウ、ツルシキミ、ルイヨウショウマ、ユウシュンラン、コンロンソウでした。

オオハナウドのつぼみ、大きな鞘から顔を出しました。P5200067

シウリザクラのつぼみもたくさんついています。今年は枝が成長して重みで垂れ下がり、目の前で咲いてくれそうです。楽しみです。P5200071

黒実と青実のエンレイソウです。ほかに赤実もあります。P5200065

エゾハルゼミの抜け殻と本体。この時期たくさん抜け殻を見つけることができます。P5200070

最後に、P5200072
オシダの真ん中に生えたクルマバソウさん。何か面白かったので思わず撮ってしまいました。こういう楽しい発見がたくさんある北方系生態観察園にぜひお越し下さい。

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2009年5月15日 (金)

春の森は第二ステージの始まりです

今朝も朝早く北方系生態観察園に出かけました。2009_05150079現在工事の関係で、薬草園には入れません。北方系生態観察園にはこちらの階段を上っていくルートで入っていただくことになっています。階段の前に赤いポストがあります。このポストの中に来園者の記名ノートと、パンフレットが入っています。来園者の方は必ずこの記名ノートにお名前をご記入ください。

水辺の径から北方系生態観察園に入っていきます。2009_05150080
2009_05150082ため池の周りはもうこんなに緑がこんもりしています。
池にはミツガシワが花盛りです。2009_05150085
ゼンマイ(左)とタチツボスミレ(右)です。2009_05150091
ニリンソウは終盤です。中心に種が出来ていますよ。2009_05150094
カタクリさんは種になってしまいました。カタクリさんの後にはクルマバソウさんたくさん伸びてきています。2009_05150154
エゾノリュウキンカさんも終わってしまいました。また来年会えるのを楽しみにしましょう。2009_05150102 後にはオオハナウドやヨブスマソウなど背の高い植物がどんどんエゾノリュウキンカの背丈を追い越して伸びています。アキタブキのトウもひときわ高く立っていました(左)。エゾノリュウキンカの足元を見るとニリンソウも咲いていました(右)。2009_05150103
ベニバナイチヤクソウ(左)、ノビネチドリ(右)はもうつぼみを持っています。2009_05150099
オオバナノエンレイソウ(左)、マムシグサ(右)が咲いていました。2009_05150107
ルイヨウボタンも開花です!この花も花期が短いですから、お見逃しなく。2009_05150124
アカミノエンレイソウ(左)、キバナノイカリソウ(右)です。2009_05150134 エンレイソウには赤実、黒味、緑実の三種類があるんですよ。キバナノイカリソウは、もともとこの山にはなかったのですが、この近辺には普通に生えている植物だということで、植えられました。このように後から植えられた植物が、北方系生態観察園内には何種類かあります。

つぼみをつけている植物たちをご紹介します。2009_05150130 2009_05150127 上段左からツクバネソウ、ユキザサ、トチバニンジン、オオハナウドです。

ここからは、木々たちの様子をご紹介しましょう。2009_05150105
ホオノキの新葉です。2009_05150096
サワシバの新葉です。2009_05150108
オオカメノキ(左)、ハウチワカエデの新葉です。2009_05150116
オヒョウの新葉です。2009_05150139
左はイタヤカエデの花、右は見にくいかも知れませんが、シウリザクラのつぼみです。2009_05150081
タラの芽です。採らないで下さいね(笑)。2009_05150159
最後に展望台から撮影した大学と石狩平野の眺めです。2009_05150150 2009_05150151 田んぼに水が入りました。今や日本一美味しい北海道のお米づくりの始まりです。

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2009年4月 1日 (水)

春一番の花、スハマソウが咲きました

毎年、薬用植物園、北方系生態観察園で春一番初めに咲く花、スハマソウが咲きました!2009_04010063

今日の北方系生態観察園の雪解け状況はこんな感じです。だいぶ雪が締まって歩きやすくなってきましたが、5歩から10歩に一回はズボッと埋まります。まだ危ないので開園はもう少し待ってくださいね。2009_04010066
サワシバくんのふくらんだ冬芽が輝いていました。2009_04010073
エゾエンゴサクくんの芽も次々に出現しています。これは左右対称の姿が面白かったので撮りました。2009_04010082

山で一番良く日が当たるところに、ギョウジャニンニクくんとクルマバソウさんの芽が元気よく出ていました。2009_04010077
左がクルマバツクバネソウ、右がオオハナウドです。オオハナウドさんは白く輝くうぶ毛でみっしり覆われているのですぐ分かりますよ。2009_04010084
左がコンロンソウ、右がフデリンドウです。2009_04010088 フデリンドウは昨年ばら撒かれた種がすぐ発芽して、秋までにこの姿まで生長するそうです。多年草じゃなかったんですね。梅沢俊先生の朝日新聞の連載で知りました。だからこのフデリンドウだけは新しい芽出しではなく去年の秋出た葉っぱです。3ヶ月以上も雪の下に埋まっていて今顔を出したのです。

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2008年6月 9日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その18 森の花は終盤です~

 ブログを更新します。先週見ごろだったボタンの花はもう終わりです。

 このブログを書き始めてからしみじみ思います。植物たちが花を咲かせている時間というのは本当に短い!植物たちの成長を見ていたら、あっと言う間に夏になってしまいました。

 漢方では夏は蕃秀(ばんしゅう)と称し、万物が成長して繁栄華美なることをいいます。天地陰陽の両気が盛んに交合し、万物に花咲かせ実らせる。
①いくらか夜更かしをしても良いが、朝は早く起き、炎天の日長に倦(う)まないよ
 うにつとめなければならない。
②気持ちは常に愉快さを保ち、怒気を含まないように注意しなければならない。
③植物が開花するように、人体にあっても内の陽気を皮膚を通じて外に宣通放散し
 うるように、全て外界志向させなければならない。と説いています。

 働きすぎたと思ったら森の中へ入って、植物たちに火照りを冷やしてもらいましょう。森の中はもう涼しげです!

 さて、薬草園の植物たちも花の季節を迎えています。

先ずは・・・

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 アマの花が開花です。今朝6時半ころに撮影しました。完全に開いていない花もまた良し!

 次はアルニカというキク科の薬用植物です。

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 その近くには、当園の吉田氏の育てていたコマクサも咲いていました。

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 ボタンの花は終わりましたが、シャクヤクはこれからです。こんな感じです。両方とも重要な漢方薬に配される生薬です。

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 女性のヒステリーなどに効果があるとされるカノコソウ(セイヨウ)も開花です。

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 森の中にもホオノキはありますが、薬草園内のホオノキも開花です。蕾もありました。

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 蕾は明日開花ですね。一昨日、北海道自然協議会の皆さんを森の中へご案内しました。その中にはプロ顔負けの知識を持った方がいらっしゃいます。いつも勉強させてもらっているのですが・・・。ホオノキの花は最初の雌花が咲いてからその周辺の雄花が咲くそうです。びっくり!デスね。

 この時期のホオノキの葉もまた良しです。

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 これは北方系生態観察園内のホオノキを撮影しました。この透けてくる緑色の光はたぶん相当体に良いはずです。

 森の中へ入ると・・・

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 シラカバの雄花ですね。

 オニグルミの雄花も咲いてました。

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 木だってちゃんと花を咲かせるんです。

 そして・・・シクリザクラの花は完全に終盤です。今年の薬草園を見る会にはどんな植物が花を咲かせているのでしょう?今年は早い!

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 クロミノエンレイソウの実も相当熟してきました。

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 クルマバツクバネソウもいつの間にか実をつけてました。

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 漢方薬に配される重要な薬用植物、トチバニンジンはもうすぐ開花です。

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 谷へ降りてしばらくいくとこんなのが咲いていました。

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 満開のユキザサです。

 そして・・・エゾノリュウキンカも実になり、熟した実ははじけて、種が飛び出していました。

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 オオカメノキももうこんな感じです。実がどんどん熟しています。

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 森の中で絶好調なのがオオハナウド。

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 数は少ないですが、オオダイコンソウも開花していました。

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 ベニバナイチヤクソウも終盤です。

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 クリンソウは今日明日がみごろです。

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 ミズキの花も満開でした。ミズキはその実の熟していくプロセスもまた楽しいです。ぜひご覧になって下さい。

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2008年6月 3日 (火)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その17 初夏です。~

 今日は6月3日。一週間ぶりのブログの更新です。朝、薬草園と北方系生態観察園へ行ってきました。あっと言う間に植物たちは育っていきます。

 先ずは・・・

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 日本のボタン。今が見ごろです。花はあと2日もすると枯れてしまうでしょう。

 チョウセンゴミシの花も終盤でした。ちょっとお見せできません。

 次は・・・

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 よく見るときれいです。ギョウジャニンニクの花が満開!

 そして何故かこの植物が薬草園にあるのです。

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 オオアマドコロの花が満開!北方系生態観察園のオオアマドコロは終盤!

 森へ続く階段のそばにはハルジオンが可憐に咲いてました。

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 森の入り口には・・・

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 大きなバイケイソウが満開です。

 オオハナウドも満開!

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 で、早春にカタクリやエゾエンゴサクが満開だった所はもう暗い森になってました。

 こんなふう!

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 ここを右に曲がって階段を登って東の尾根に出ると・・

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 待ちに待ったシウリザクラの花が開花しました。目の前で見ることができます。

 そして、やっと新葉を出し始めましたよ!イヌエンジュです。

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 東の尾根沿いの森の中はマムシグサでいっぱいでした。

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 ツクバネソウも今が盛り。クルマバツクバネソウはもう実に成り始めてます。

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 さらに暗い林床に、パッと雪のような花が・・・

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 東の尾根から谷へ降りていく所はこんなふう・・・

 下の左側の写真は谷の方。右が振り返って見たところです。もう夏の様相です。

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 そして・・・早春にエゾノリュウキンカたちで一面黄色だった谷も・・・

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 光が届きにくい谷になってます。

 今日はこの橋を使わず、奥にある2つ目の橋を超えて、一番急斜面を登りました。

途中にツリバナが開花していました。よーっく見ないと分からない小さなクリーム色の花です。

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 ツリバナと同じニシキギ科のコマユミも開花です。とっても地味な花です。

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 階段を登りきって、ヒカゲノカズラのある辺りには、珍しいユウシュンランが咲いてました。年々増えています。写真は撮ったのですが・・・ブレました。スミマセン!

 池の方ではクリンソウが見ごろです。

Kurinnsou   Kurinnsou02

 ベニバナイチヤクソウも今が見ごろ。傍のノビネチドリはもう終盤です。

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 真新しいサルナシ(コクワ)の葉を逆光で見るとすばらしい!

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 森の出口にいるミズキの花も咲き始めました。

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2008年4月 2日 (水)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その5~

 北海道医療大学・北方系生態観察園の植物たちの情報をお伝えします。今週月曜日の3月中旬ころの暖気が去って、先週から寒い日が続いているためか少し春の進み方が遅くなったようです。

 北方系生態観察園はこんなんです。

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 今日は池の方からご覧になって下さい。まだまだ氷がはっています。私は何を撮影しているかというと・・・これです。

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 カメラのファインダーの中はケヤマハンノキの雄花が満開でした。上右の写真は開花直前に雄花全体が赤くなります。ちなみにぶら下がった雄花の上にちょこんと赤い小さな突起物は雌花です。

 谷へ下りてみました。

まだまだ雪が深いのですが・・・段々と水の流れがはっきり分かるようになってきました。

水の中にはエゾノリュウキンカの蕾が・・・少し暖かくなれば開花するのでしょうね。

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 東の尾根へ上ってみるとそこは色々な植物たちの芽出しが・・・

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 上左はたぶんバイケイソウ、上右はエゾエンゴサクの芽出しです。

 さらには・・・漢方で言えば実証(心も体も熱いヤツ)タイプのエゾニワトコがこんなになってました。森中のエゾニワトコの中でここだけ突出した速さです。

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 まだまだ芽出しはあります。

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 私の大好きなオオカメノキもなんだか動き始めているようです。

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 クルマバソウも着実に育ってます。

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 クルマバツクバネソウ&オオハナウドです。

今日は午後から晴れるとの天気予報です。森へ出かけてみようと思っています。

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2008年3月26日 (水)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その3~

 今日は3月26日です。午後から北方系生態観察園に行ってきました。デジカメで撮影できませんでしたが、谷に流れる小川の水の中にエゾノリュウキンカがいました。春はどんどん駆け足でやってきているようです。

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左はアキタブキの芽出し。フキノトウ。右はたぶんエゾニュウです。昨日はいなかった・・・

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 オオハナウドも着実に育ってます。

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 毎年森の中で一番最初に開花する一番大きなエゾエンゴサクです。芽出しも力強い!

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 コンロンソウの芽出し!海老反り型の芽出し。トチバニンジンも同じタイプです。

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