クルマバソウ

2009年5月29日 (金)

春から夏へ

北方系生態観察園の入り口で、マツの花が咲いていました。マツにこんなにキレイな黄色の花が咲くなんてびっくりです。P5290054 P5290047
というわけで、今回は樹木の花シリーズからはじめます。
いきなり咲いてなくて申し訳ありませんが、キハダのつぼみです。P5290044
左はトチノキの花。右はホオノキのつぼみです。どちらも大きい立派な花ですね。2009_05300109
キリの花です。かなり背の高い木で、遠くからしか取れなかったので形が良く分かりませんが、きれいな藤色の花です。2009_05300111
左は桑の花。いつも実は見ていたのですが、花は初めて見ました。でもこれはもう散っているのでしょうか?右はエゾユズリハの花。若葉の緑色とのコントラストがきれいです。2009_05300008
コマユミの花です。2009_05300081
シウリザクラのつぼみ。もうすぐ咲きそうです。2009_05300086

池のほとりの様子です。ミツガシワはほとんど終わってしまいました。2009_05300010
クリンソウは今が盛りです。2009_05300012

木々の葉っぱがどんどん茂って、森の中は急速に鬱蒼としてきました。
これはミズナラの葉っぱです。2009_05300016
この変わった形の葉っぱはオヒョウです。2009_05300041
暗くなってきた林床では、クルマバソウが満開です。2009_05300031
ベニバナイチヤクソウも見ごろです。2009_05300023
オオアマドコロも葉陰にキレイな雫の形の花をぶら下げています。これに似た植物で、ホウチャクソウも咲いていますから探してみてください。2009_05300033
ユキザサの花もひっそりと咲いていました。2009_05300034
ユキザサの花のアップです。2009_05300036

ひんやりじめじめした草葉の影にはアマガエルさんが元気に飛び跳ねていました。2009_05300040
小さいけれどとびきりかわいい花を2つ。フデリンドウ(左)とタニギキョウ(右)です。2009_05300056

アオチドリの花です。2009_05300105

この花を見ると季節はもう夏だなという感じがします。ヤブニンジン(左)とオオダイコンソウ(右)です。
2009_05300063

オオハナウドの花です。大きいです。2009_05300078

裏側から見るとまたステキです。2009_05300079

|

2009年5月20日 (水)

春の森・第二ステージ ~その2~

4月ほど、森の植物たちの変化のスピードは急ではないとはいえ、5月に入って植物の種類の数が、爆発的に増えつつあります。というわけで今日も観察に出かけました。

エゾニワトコ(左)とミズキ(右)のつぼみです。P5200003

池のほとりにクリンソウの一番花(左)が咲いていました。右はエゾノリュウキンカに似ていますが、エンコウソウという植物です。P5200008

サワシバの雌花(左)と雄花(右)です。P5200010

ノビネチドリが開花しました。光を浴びたのとそうでないのとではぜんぜん違って見えますね。P5200014

サルナシの新葉です。赤と緑のコントラストと、葉柄の産毛が光っているのが素晴らしいですね。P5200015

エゾヘビイチゴです。実は食べられますが、北海道ではエキノコックスの心配があるので、生で食べるのは控えましょう。P5200018

イヌエンジュの新葉です。他の木々たちよりだいぶ遅れて展開し始めるこの新葉は銀色の何ともいえない神秘的な色合いです。P5200023

ホオノキの新葉が開き始めて、赤い新芽を包んでいたピンク色の鞘と新葉の若緑色の組み合わせが素晴らしいです。花よりもきれいかも知れないと思います。P5200024 P5200030

これはエゾユズリハの新葉です。新しい葉が出てから古い葉が落ちるので「譲り葉」という名前が付いたそうです。P5200045

これは何だか分かりますか?P5200029 P5200031 エゾノリュウキンカの種です。花は終わってしまいましたが、最後まで見てあげてくださいね。

こちらはヒメイチゲの種です。P5200042

春の森第二ステージは白くて小さい地味な花が多いです。華やかさには欠けますが、探して見つける喜びがあります。P5200035 P5200044 P5200049上段左からクルマバソウ、マイヅルソウ、ツルシキミ、ルイヨウショウマ、ユウシュンラン、コンロンソウでした。

オオハナウドのつぼみ、大きな鞘から顔を出しました。P5200067

シウリザクラのつぼみもたくさんついています。今年は枝が成長して重みで垂れ下がり、目の前で咲いてくれそうです。楽しみです。P5200071

黒実と青実のエンレイソウです。ほかに赤実もあります。P5200065

エゾハルゼミの抜け殻と本体。この時期たくさん抜け殻を見つけることができます。P5200070

最後に、P5200072
オシダの真ん中に生えたクルマバソウさん。何か面白かったので思わず撮ってしまいました。こういう楽しい発見がたくさんある北方系生態観察園にぜひお越し下さい。

|

2009年5月 7日 (木)

森はどんどん移り変わっています

カタクリさんは終わってしまいましたが・・・2009_05070043

木々たちの芽吹きがいっせいに始まりました。
左はミズキ、右はミズナラの芽吹きです。P5070224
同じく、左はヤマブドウ、右はツルアジサイ。P5070272
逆光に透けるノリウツギの新葉。2009_05070029
左はホオノキ、右はツタウルシです。P5070307
左はケヤマハンノキ、右はシナノキです。P5070264
左はオヒョウ、右はナナカマド。P5070321
シラカバの新葉です。P5070241
サワシバの新葉と、つぼみです。P5070316
森の中にあるオオヤマザクラが満開でした。P5070296
オオカメノキもちょうど見ごろです。P5070242
これはアカイタヤ(左)とイタヤカエデ(右)の花です。高い枝に咲くので撮りにくいのですが、カメラのズームを最大にして何とか撮れました。P5070230
地面にたくさん花が落ちていました。これはマイヅルソウの葉っぱの上に落ちたもの。P5070294
こちらはハウチワカエデの新葉と花です。ハウチワカエデは目の高さで咲いてくれるので見やすいですよ。天使の羽みたいでしょう?P5070255
下に目線を落とすと、エンレイソウ(左)がこんなに大きく育っていました。クルマバツクバネソウ(右)も咲いていました。P5070282
オシダ(左)も盛大に爆発していました。ヒトリシズカ(右)も見ごろです。P5070289
ヒトリシズカを上からみると・・・P5070283
フッキソウ(左)とレンプクソウ(右)も開花。P5070309
ニリンソウは今が盛りです。よく見るといろいろ変わったニリンソウを見つけることが出来ます。花びらが9枚もあるものや、ミドリニリンソウ、ほんのりピンク色のものもあります。2009_05070039 P5070286
最後に、これから花が咲く植物さんたちのつぼみの紹介です。何だか分かりますか?
P5070276_2 P5070299
上段左からマイヅルソウ、クルマバソウ、ルイヨウボタン、オオアマドコロでした。

|

2009年4月10日 (金)

カタクリさん、エゾエンゴサクくんはどんどん成長しています!

エンレイソウの芽が顔を出しました!2009_04100003

左の赤い矢印は、ヨブスマソウの芽出しです。右はクルマバソウ。クルマバソウの芽出しって、まるでお花みたいでかわいいですね。2009_04100015

カタクリさんはどんどん成長中。2009_04100007

エゾエンゴサクくんは次々開花しています。2009_04100002 2009_04100025

スハマソウも花盛りです。2009_04100035

|

2009年4月 1日 (水)

春一番の花、スハマソウが咲きました

毎年、薬用植物園、北方系生態観察園で春一番初めに咲く花、スハマソウが咲きました!2009_04010063

今日の北方系生態観察園の雪解け状況はこんな感じです。だいぶ雪が締まって歩きやすくなってきましたが、5歩から10歩に一回はズボッと埋まります。まだ危ないので開園はもう少し待ってくださいね。2009_04010066
サワシバくんのふくらんだ冬芽が輝いていました。2009_04010073
エゾエンゴサクくんの芽も次々に出現しています。これは左右対称の姿が面白かったので撮りました。2009_04010082

山で一番良く日が当たるところに、ギョウジャニンニクくんとクルマバソウさんの芽が元気よく出ていました。2009_04010077
左がクルマバツクバネソウ、右がオオハナウドです。オオハナウドさんは白く輝くうぶ毛でみっしり覆われているのですぐ分かりますよ。2009_04010084
左がコンロンソウ、右がフデリンドウです。2009_04010088 フデリンドウは昨年ばら撒かれた種がすぐ発芽して、秋までにこの姿まで生長するそうです。多年草じゃなかったんですね。梅沢俊先生の朝日新聞の連載で知りました。だからこのフデリンドウだけは新しい芽出しではなく去年の秋出た葉っぱです。3ヶ月以上も雪の下に埋まっていて今顔を出したのです。

|

2008年5月26日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その16 初夏です。~

 5月最終週です。北方系生態観察園内はもう初夏。木々たちの葉が生い茂り、だんだんと林床に光が届かなくなってきました。

 薬用植物園の薬草たちはこれからが本番です。

 先ずは、薬用植物園の植物たちからご覧になって下さい。

 薬用植物園の入り口には、フジの花が咲きました。一昨年植えたので、りっぱになるにはまだまだ時間がかかりますが・・・お花の色はよいですね。

080526

 薬草園のHPのトップページのボタンの蕾はこんなふうになっています。

080526_2

 皆さん、明日か明後日・・・咲きますよ!お見逃し無く!

 でお次は・・・

080526_3

 森の中にもあるのですが・・・私がこの大学に来たときには薬草園内にいました。マムシグサ(サトイモ科)です。

 同じサトイモ科の仲間でもこれは、漢方薬には欠かせぬものですよ。生薬名は半夏。和名はカラスビシャクです。開花しました。

080526_4

 半夏厚朴湯は気鬱、気滞の特効薬です。

 新しい棚にはこんなのが満開です。

080526_5

 アケビの花ですよ。

 一通り見た後は・・・森へ入ります。入り口までの階段にハルジオンがいました。皆さん、ヒメジオンとの区別、つきますか?

080526_6

 入り口からすぐの階段の右側に目立たないアオチドリ(ラン科、下左)とヤブニンジン(セリ科、下右)の花が開花していました。

080526_7  080526_8

 大きなカタクリたちがたくさんいた場所には・・・

 実がどんどん熟しています。蟻たちがこの種を運び出すのももうすぐ!

080526_9

 クルマバソウも林床一面満開でした。

080526_10

 コンロンソウ(アブラナ科)も満開です。

080526_11

 ふと見上げるとシウリザクラの花芽がいっぱい!あと一週間ほどで開花ですね。

080526_12

 色が変なクルマバツクバネソウを見つけました。昨年も同じ場所にいましたから・・・

080526_13

 森のツクバネソウも満開です。

080526_14

 どちらも目立たない色の花ですよ。お見逃し無く!

 

 さらに・・・

080526_15

 地味な花ですが・・・毒草なのですが・・・よく見るとキレイ!

 下にアップで撮った写真も載せました。

08052602_2

 さらにさらに・・・

 ベニバナイチヤクソウも開花です。ホント、キレイですよ。

080526_17

 そうそう、マイヅルソウも満開です。林床のいたるところに見ることができます。

080526_18

 ユキザサの可憐な花もご覧下さい。

080526_19

 お池のそばに、エンコウソウが満開でした。

080526_20

 そしてお水が大好きなクリンソウも開花し始めました。

080526_21

|

2008年5月16日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その15 初夏の様相~

 5月16日の植物たちの様子をお届けします。北方系生態観察園の植物たちばかりではなく、薬用植物園の植物(薬草)たちも動き始めてきました。森の中は完全に春は終了です。虫たちも飛び始めて、虫嫌いの人にとっては入りにくい森になってきました。

 いつものようにダイジェストでお届けします。

 先ずは薬用植物園の植物たちから・・・

080516

 セイヨウサクラソウです。満開です。

08051602  08051604

 アミガサユリとボタン(蕾)です。もうすぐすばらしい花を咲かせますよ。

08051607

 イカリソウです。満開!

 そして・・・北海道にも自生しています・・・

08051608

 キバナノイカリソウです。

 薬用植物園には4種類のイカリソウがいます。あと2種類。

08051605  08051606

 イカリソウやキバナノイカリソウとは似て非なるものですね。ホザキイカリソウ(穂先碇草、上左)とバイカイカリソウ(梅花碇草、上右)です。

 そして・・・

08051608_2

 ボケの花が満開!

 薬用植物園の撮影を終え、北方系生態観察園の森の中へ・・・

08051609

 広葉樹の葉っぱが生茂り始め、林床がだんだん暗くなってきています。

 写真右側は春先にカタクリやエゾエンゴサクたちでいっぱいだった場所です・・・

 上の写真の右側はどうなっているかというと・・・

08051611

 ニリンソウはまだいますが・・・もうほとんど終盤です。

08051610

 クロミノエンレイソウもすでに春先の鮮やかさはありません。

 カタクリたちはどうなっているかというと・・・こうです!

08051611a

 すでに実になって、日ごとに実が膨らんでいます。今年もたくさん実をつけました。この袋の中に入っている種はこの山に住む蟻たちが運んでくれるんですよ!蟻たちが運ぶところをぜひ見に来てください。

 この土手は今、こんなふうになっています。

08051612

 クルマバソウたちで覆われ始めました。

08051613

 蕾もぷっくり・・・もうすぐ開花です。

 林床にはクリーム色の目立たない花をつける植物たちが増えてきました。足早に歩かず、しゃがんで見てあげて下さい。

先ずは・・・

08051615

 ホウチャクソウです。

 たまに白い花も発見!

08051614

 ルイヨウショウマです。そしてこんなのも・・・

08051616

 コンロンソウの開花したて!一番花です。

今度は・・・

08051617

 クルマバツクバネソウです。絶好調ですね。

 そして・・・ツクバネソウが開花しました。運が良ければ、こんな場面にも・・・08051618

 さらに・・・

08051620

 マムシグサも開花!

08051619

 オオアマドコロも来ました。

 谷へ入ると、ネコノメソウが満開!

08051621

 さらに・・・これは何と言うスミレ?タチツボスミレでしょうか?

08051622

 春先、谷一面黄色に染めたエゾノリュウキンカは今・・・・こうです。

08051623

 花びらはすでに無く、実の状態です。完熟すると・・・種がはじけます。

 この谷にはスギナもいます。庭では悪者でも、朝早く行くと、こんな姿を目にすることもできます(下左)。そして谷を越えると・・・大きなノビネチドリが開花してました。

08051624  08051624_2 08051624a

 ノビネチドリの傍にはベニバナイチヤクソウがもうすぐ開花です。

 さらに池の周辺にはミツガシワが満開でした。

08051625

 いよいよ森の中は初夏の様相です。

 ところで皆さん、森の木々たちの葉っぱをちゃんとご覧になったことはありますか?実は広葉樹の葉は森の虫たちの餌になるので、虫食いの無いキレイな葉っぱでいる期間というのは大変短いのです。木々たちの葉をご覧になるときには、太陽の光に透かすととても爽やか緑色の光が身体中に降り注いできます。ぜひ試してみてください!

 今日は、木々たちの葉っぱの様子もお届けします。

 先ずは・・・

08051626

 葉脈が対称形で、とても整った葉です。サワシバです。

 お次は・・

08051628

 シウリザクラです。シウリザクラはもう花芽をつけていました。とてもキレイな花です。ぜひ見に来てください。

08051627

 シツリザクラの花芽です。

 そして・・・

08051629

 サルナシ(コクワ)の若葉。

 さらに、オオバボダイジュの葉もまた良しでです。

08051630

 こんなのはどうでしょう?

08051631

 ホオノキの若葉です。もっともっと大きくなりますよ。

 次は・・・

08051632

 花も満開でした。

08051633

 そうです。エゾニワトコです。夏に向かって真っ赤な実をつけますよ!

 今度は・・・私の天敵です。かぶれると大変!

08051634

 ツタウルシ。

 さらに・・・紅葉の時期にはとてもステキな赤色になります。

08051635

 ハウチワカエデ。

 同じカエデでも紅葉のときには鮮やかな黄色です。

08051636

 イタヤカエデ。

 まだまだ続きます。今度は・・・私の大好きな・・・

08051637

 オオカメノキですね。なんかかっこ良いです。

 さらに・・・森の中に一本しかありません。札幌市の桑園駅から南に向かって歩くと、この木が街路樹になっている通りもあります。花はとってもきれいですよ。

08051638

 ハクウンボク。

 さらに・・・ウドやタラノキと同じウコギ科で、この2つよりも美味しいと言う人もいます。

08051639

 こんなすばらしい葉5枚が揃っているのもあと3日くらいでしょうか?

 人間の身体に良いものは虫たちにだって良いに決まってます。コシアブラです。

 最後は、北海道の縁起木の1つで、私の子供のころには、お正月になるとこの木の枝に繭玉を飾り、神棚に供えたものです。

08051640

 ミズキの若葉です。

 皆さん森の中にはいつも感動があります。皆さんはいくつ見つけられるでしょうね?

|

2008年5月 8日 (木)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その14 発陳のエネルギーは終了!初夏です~

 連休明けの北方系生態観察園の植物たちの様子をダイジェストでご覧下さい。今年はもう春の発陳のエネルギーは終了です。早くも森は初夏の様子です。

 先ずは、早春の森をにぎわせた春の短命植物たちがどうなっているのかをご覧下さい。

先ずはエゾエンゴサク!

2008050701

 もう実になってます。中には種がいっぱい入ってます。

 でお次はカタクリ!

2008050701_2

 もう実をつけてました。この実がどんどん膨れて、最後には森の蟻たちが種を運ぶのです。

 次はニリンソウ!

2008050702 

 花はまだ咲いてますが・・・よーっく見ると種が真ん中についてました。

2008050701_4

 まだまだステキなニリンソウもいます。が、もう終盤。

 白いニリンソウに混ざって、ミドリニリンソウも最後の一花!

2008050703

 春の短命植物たち・・・スプリングエフェメラルたちとも一年間のお別れです。

 去るものがいれば来るものも・・・

 初夏になるとお花が地味になってきます。淡い緑色からクリーム色の花が多くなります。

 先ずはこれ

2008050701_5

 ホウチャクソウ

 次にこれ

2008050701_6

 オオアマドコロも開花です。

 クルマバツクバネソウも蕾から開花。漢字名、車葉衝羽草の名が分かるのは8月過ぎ。紫色の実になった時にその名の由来が分かります。

2008050701_7

 蕾です。

2008050702_2

 開花状態。

 そしてお花の生命は3日間だけ。ルイヨウボタン(類葉牡丹)も開花です。

2008050701_8

 オオバナノエンレイソウも絶好調。

2008050701_9

 ルイヨウショウマ(類葉升麻)も開花です。下の蕾から上の蕾まで順々に咲いていきます。

2008050701_10

 秋まで楽しませてくれるマイヅルソウ(舞鶴草)も開花。一番花です。

2008050701_11

 ツルシキミは絶好調。

200805070101

 クルマバソウももうすぐ開花です。

2008050801_2

 池の中ではミツガシワも開花。水の中の葉っぱも逆光で見ると最高です。

2008050701_12 2008050702_3

 いやはやこうなるともう初夏の雰囲気です。

 さて木々たちの様子も少しだけ。

2008050701_13

 シウリザクラの蕾です。

2008050802

 イタヤカエデの花。地面にはこんなのも・・・

2008050801

 これはいったい何でしょう?銀色の芽出しです。

2008050701_14

 マメ科のイヌエンジュ。寒がりなのです。

 森の中はもうすぐ初夏の風情です。虫たちも飛び始めました。虫嫌いの方はお早めに森へお入りください。

|

2008年5月 2日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その13 春は去って行きつつあります!~

 先週末、今週初めとイベントや出張がありまして、8日ぶりのブログ更新になってしまいました。8日・・・。春はあっと言う間に去って行きそうです。今年の春は何か変です。

 先ずは・・・北方系生態観察園の入り口手前にいるサクラが開花しました。

08050202 08050201 08050203

 サクラの花もこの陽気だと週明けには枯れちゃっているかもしれません。

 北方系生態観察園入り口のシラカバの花も満開です。

080502

 下にぶら下がっているのが雄花。上を向いている小さな花が雌花です。

 今日は木の花から入りましたので、北方系生態観察園内の樹木たちの様子をダイジェストでご覧下さい。

 先ずはこれから・・・

080502_2

 サワシバの若葉です。

 次は・・・

080502_3

 縁起木の一つミズキの若葉。

 そして・・・今週末がお花見には最高ですよ!

080502_4

 ハウツワカエデの花が満開です。

 300 mmの望遠マクロレンズで撮ってみると・・・

08050201_3 08050202_2

 葉っぱの形良し、赤い花も良し!

 オオカメノキの花たちも満開です。

080502_7

 で、先週見ごろのピークだったカタクリたちはどうなっているかというと・・・

08050202_3 08050201_4 08050203_2

 今年のお花はもう終わり!また来年まで・・・ということに・・・

 で、一番元気なカタクリたちがたくさんいて、絶好の撮影ポイントだった場所はどうなっているかというと・・・こうです。

08050201_5

 カタクリ、エゾエンゴサクはもう終わり、その代わりに今はニリンソウの白い花が旬をむかえています。

 他の場所もこうです。

08050202_4

 ニリンソウだって色々なのがいるんですよ。

先ずは・・・

08050203_3 08050204

 ちょっと品が良くないけれど・・・ミドリニリンソウです。

 こんなのは見たことがありますか?

08050205 08050206 08050207

 花びらがピンクのニリンソウなんですよ。

 ちょっと森の奥を覗いてみると・・・

080502_5

 まだエゾエンゴサクが満開の場所もあるんです。

 谷のエゾノリュウキンカはこうです。

080502jpg

 これも満開。あと一ヶ月もするとこの場所は木々たちの葉っぱで暗い場所になんですよ。

 東の尾根へ出てみるとこんなのが満開でした。

080502_6

 それから、これから見ごろになる植物たちの様子です。

 先ずはオオアマドコロです。

080502_8

 アズキナの名でよく知られているユキザサももう少しで開花です。

080502_9

 淡い緑色の花を咲かせるこの植物も、もう蕾です。

080502_11

 ルイヨウボタン。漢字名は類葉牡丹です。葉っぱの形が牡丹の葉に似ていることからついた名です。その花の生命はわずか3日ほど。お見逃しなく!

 この植物の花も地味ですが・・・

080502_12

 車葉衝羽草(クルマバツクバネソウ)。この植物は秋まで楽しませてくれます。

 車葉といえば・・・

080502_13

 元祖クルマバソウ。園内に相当広がりました。もうすぐ開花です。

 そして・・・もう実をつけている植物もいます。

08050203_4

 クロミノエンレイソウです。

 そして・・・

08050201_6

 アカミノエンレイソウ。

 さらに園内にはアオミノエンレイソウもいるんですよ。

08050202_5

 違いがお分かりですか?

 今年の春は少し変!春は猛ダッシュで去っていこうとしています。発陳のエネルギーはもう残り少ないです。もらっていない方はぜひお早めにお越しください。

|

2008年4月 2日 (水)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その5~

 北海道医療大学・北方系生態観察園の植物たちの情報をお伝えします。今週月曜日の3月中旬ころの暖気が去って、先週から寒い日が続いているためか少し春の進み方が遅くなったようです。

 北方系生態観察園はこんなんです。

080331

 今日は池の方からご覧になって下さい。まだまだ氷がはっています。私は何を撮影しているかというと・・・これです。

08033101      08033102_3

 カメラのファインダーの中はケヤマハンノキの雄花が満開でした。上右の写真は開花直前に雄花全体が赤くなります。ちなみにぶら下がった雄花の上にちょこんと赤い小さな突起物は雌花です。

 谷へ下りてみました。

まだまだ雪が深いのですが・・・段々と水の流れがはっきり分かるようになってきました。

水の中にはエゾノリュウキンカの蕾が・・・少し暖かくなれば開花するのでしょうね。

08033101_4 080331_2

 東の尾根へ上ってみるとそこは色々な植物たちの芽出しが・・・

080331_3 080331_4

 上左はたぶんバイケイソウ、上右はエゾエンゴサクの芽出しです。

 さらには・・・漢方で言えば実証(心も体も熱いヤツ)タイプのエゾニワトコがこんなになってました。森中のエゾニワトコの中でここだけ突出した速さです。

08033101_5 08033102_4

 まだまだ芽出しはあります。

080331_5

 私の大好きなオオカメノキもなんだか動き始めているようです。

08033103 08033101_6

 クルマバソウも着実に育ってます。

08033101_7

 クルマバツクバネソウ&オオハナウドです。

今日は午後から晴れるとの天気予報です。森へ出かけてみようと思っています。

|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

アオチドリ アカイタヤ アキタブキ アケビ アズキナシ アミガサユリ イカリソウ イケマ イタヤカエデ イチヤクソウ イヌエンジュ イベント情報 ウリノキ エゾアジサイ エゾエンゴサク エゾニュウ エゾニワトコ エゾノリュウキンカ エゾヘビイチゴ エゾムラサキツツジ エゾユズリハ エンコウソウ エンレイソウ オウレン オオアマドコロ オオイタドリ オオウバユリ オオカメノキ オオダイコンソウ オオハナウド オオバナノエンレイソウ オオバボダイジュ オオヤマザクラ オククルマムグラ オシダ オニグルミ オニシモツケ オニノヤガラ オヒョウ カタクリ カラスビシャク カラマツ キツリフネ キハダ キバナノイカリソウ キリ ギョウジャニンニク クリンソウ クルマバソウ クルマバツクバネソウ クルマユリ クワ ケヤマハンノキ ゲンチアナ コシアブラ コマユミ コンロンソウ サラシナショウマ サルナシ サワシバ ザゼンソウ シウリザクラ シナノキ ショウジョウバカマ シラカバ ジギタリス スイレン スハマソウ スミレ セイヨウサクラソウ タチヤナギ タツタソウ タニギキョウ チシマアザミ ツクバネソウ ツタウルシ ツリバナ ツルアジサイ ツルシキミ ツルニンジン ツルリンドウ トチノキ トチバニンジン トモエソウ ナナカマド ナニワズ ニセアカシア ニリンソウ ネコノメソウ ネジバナ ノビネチドリ ノリウツギ ハイイヌガヤ ハウチワカエデ ハクウンボク ハリギリ バイカイカリソウ バイケイソウ ヒスイカズラ ヒトリシズカ ヒメイチゲ ヒメヘビイチゴ フクジュソウ フッキソウ フデリンドウ ベニバナイチヤクソウ ホウチャクソウ ホオノキ ホザキイカリソウ ボケ ボタン マイヅルソウ マタタビ マムシグサ ミズキ ミズナラ ミズバショウ ミツガシワ ミドリニリンソウ ミヤマスミレ ムラサキシキブ モクレン ヤブニンジン ヤマウルシ ヤマゴボウ ヤマネコヤナギ ヤマブドウ ユウシュンラン ユキザサ ヨツバヒヨドリ ヨブスマソウ ルイヨウショウマ ルイヨウボタン レンプクソウ 北方系生態観察園 温室 漢方・薬用植物研究会 薬草園 雪解け