エゾノリュウキンカ

2009年5月20日 (水)

春の森・第二ステージ ~その2~

4月ほど、森の植物たちの変化のスピードは急ではないとはいえ、5月に入って植物の種類の数が、爆発的に増えつつあります。というわけで今日も観察に出かけました。

エゾニワトコ(左)とミズキ(右)のつぼみです。P5200003

池のほとりにクリンソウの一番花(左)が咲いていました。右はエゾノリュウキンカに似ていますが、エンコウソウという植物です。P5200008

サワシバの雌花(左)と雄花(右)です。P5200010

ノビネチドリが開花しました。光を浴びたのとそうでないのとではぜんぜん違って見えますね。P5200014

サルナシの新葉です。赤と緑のコントラストと、葉柄の産毛が光っているのが素晴らしいですね。P5200015

エゾヘビイチゴです。実は食べられますが、北海道ではエキノコックスの心配があるので、生で食べるのは控えましょう。P5200018

イヌエンジュの新葉です。他の木々たちよりだいぶ遅れて展開し始めるこの新葉は銀色の何ともいえない神秘的な色合いです。P5200023

ホオノキの新葉が開き始めて、赤い新芽を包んでいたピンク色の鞘と新葉の若緑色の組み合わせが素晴らしいです。花よりもきれいかも知れないと思います。P5200024 P5200030

これはエゾユズリハの新葉です。新しい葉が出てから古い葉が落ちるので「譲り葉」という名前が付いたそうです。P5200045

これは何だか分かりますか?P5200029 P5200031 エゾノリュウキンカの種です。花は終わってしまいましたが、最後まで見てあげてくださいね。

こちらはヒメイチゲの種です。P5200042

春の森第二ステージは白くて小さい地味な花が多いです。華やかさには欠けますが、探して見つける喜びがあります。P5200035 P5200044 P5200049上段左からクルマバソウ、マイヅルソウ、ツルシキミ、ルイヨウショウマ、ユウシュンラン、コンロンソウでした。

オオハナウドのつぼみ、大きな鞘から顔を出しました。P5200067

シウリザクラのつぼみもたくさんついています。今年は枝が成長して重みで垂れ下がり、目の前で咲いてくれそうです。楽しみです。P5200071

黒実と青実のエンレイソウです。ほかに赤実もあります。P5200065

エゾハルゼミの抜け殻と本体。この時期たくさん抜け殻を見つけることができます。P5200070

最後に、P5200072
オシダの真ん中に生えたクルマバソウさん。何か面白かったので思わず撮ってしまいました。こういう楽しい発見がたくさんある北方系生態観察園にぜひお越し下さい。

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2009年5月15日 (金)

春の森は第二ステージの始まりです

今朝も朝早く北方系生態観察園に出かけました。2009_05150079現在工事の関係で、薬草園には入れません。北方系生態観察園にはこちらの階段を上っていくルートで入っていただくことになっています。階段の前に赤いポストがあります。このポストの中に来園者の記名ノートと、パンフレットが入っています。来園者の方は必ずこの記名ノートにお名前をご記入ください。

水辺の径から北方系生態観察園に入っていきます。2009_05150080
2009_05150082ため池の周りはもうこんなに緑がこんもりしています。
池にはミツガシワが花盛りです。2009_05150085
ゼンマイ(左)とタチツボスミレ(右)です。2009_05150091
ニリンソウは終盤です。中心に種が出来ていますよ。2009_05150094
カタクリさんは種になってしまいました。カタクリさんの後にはクルマバソウさんたくさん伸びてきています。2009_05150154
エゾノリュウキンカさんも終わってしまいました。また来年会えるのを楽しみにしましょう。2009_05150102 後にはオオハナウドやヨブスマソウなど背の高い植物がどんどんエゾノリュウキンカの背丈を追い越して伸びています。アキタブキのトウもひときわ高く立っていました(左)。エゾノリュウキンカの足元を見るとニリンソウも咲いていました(右)。2009_05150103
ベニバナイチヤクソウ(左)、ノビネチドリ(右)はもうつぼみを持っています。2009_05150099
オオバナノエンレイソウ(左)、マムシグサ(右)が咲いていました。2009_05150107
ルイヨウボタンも開花です!この花も花期が短いですから、お見逃しなく。2009_05150124
アカミノエンレイソウ(左)、キバナノイカリソウ(右)です。2009_05150134 エンレイソウには赤実、黒味、緑実の三種類があるんですよ。キバナノイカリソウは、もともとこの山にはなかったのですが、この近辺には普通に生えている植物だということで、植えられました。このように後から植えられた植物が、北方系生態観察園内には何種類かあります。

つぼみをつけている植物たちをご紹介します。2009_05150130 2009_05150127 上段左からツクバネソウ、ユキザサ、トチバニンジン、オオハナウドです。

ここからは、木々たちの様子をご紹介しましょう。2009_05150105
ホオノキの新葉です。2009_05150096
サワシバの新葉です。2009_05150108
オオカメノキ(左)、ハウチワカエデの新葉です。2009_05150116
オヒョウの新葉です。2009_05150139
左はイタヤカエデの花、右は見にくいかも知れませんが、シウリザクラのつぼみです。2009_05150081
タラの芽です。採らないで下さいね(笑)。2009_05150159
最後に展望台から撮影した大学と石狩平野の眺めです。2009_05150150 2009_05150151 田んぼに水が入りました。今や日本一美味しい北海道のお米づくりの始まりです。

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2009年4月27日 (月)

寒い日が続いています。

前回のブログから1週間あいてしまいました。でもこの1週間寒い日が続いたので、北方系生態観察園の植物たちの生長は足踏み状態です。

エンレイソウは今が盛りです。個人的にエンレイソウは花がややうつむき加減に咲いている間が葉っぱも柔らかく波打っていて、一番美しいと思います。この後、頭をしっかり空に向け、草丈もどんどん大きくなって、葉っぱもしっかりして来るのですが、そうなると別の植物のような趣です。2009_04270024 2009_04270004 白花(?)さんも見つけました。 2009_04270045_2

カタクリさんはほとんど開花準備OKなのですが、暖かくならないと花が開かないのです。2009_04270026 2009_04270025 昨日から今日にかけての雪が降るほどの寒さで花びらの先が痛んできてしまっています。 2009_04270022

谷は黄色に埋め尽くされてきました。2009_04270041 2009_04270046 エゾノリュウキンカは今が盛りです。

ニリンソウ(左)とヒトリシズカ(右)はもうすぐ見ごろを迎えます。2009_04270027

左から順にネコノメソウ、ツルリンドウ、マムシグサです。2009_04270039

シウリザクラの赤い葉っぱは今が見ごろです。2009_04270021

冬の間ウサギさんの頭とカニさんの爪ように見えたオオカメノキさんの冬芽はこんな風になりました。2009_04270028

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2009年4月19日 (日)

平成21年度 第1回漢方・薬用植物研究会

今日は第1回漢方・薬用植物研究会でした。北海道の自然を専門に撮影されている写真家の岡本洋典さんを講師にお招きして講演会を聞いていただいた後、北方系生態観察園でカタクリ観察会です。
2009_04190001

2009_04190003 薬草園にはクリスマスローズ(左)とタツタソウ(右)が咲いていました。工事のため、薬草園の植物たちはいろんなところに分散して避難しています。

2009_04190006 レンギョウ(左)のつぼみです。オウレン(右)はもう種ができかけていました。

今回皆さんのお目当てのカタクリさんは・・・・・2009_04190022 2009_04190020 2009_04190026 咲いていました!まだ大部分がつぼみですが、ちらほらと咲いているカタクリさんを見ることができました。天気にもよりますが、これから数日~一週間後くらいに満開になることでしょう。

2009_04190014 エンレイソウ(左)も次々に開花しています。そして、ニリンソウ(右)も数輪開花しているのを見かけました。

白いエゾエンゴサクさんを見つけました。2009_04190043

ショウジョウバカマも開花しました。2009_04190053

エゾノリュウキンカも見ごろです。まだ谷じゅうまっ黄色にはなっていませんが、一つ一つの花の美しさををじっくり愛でるには今が一番おすすめです。2009_04190059

シウリザクラ(左)の赤い新葉もついに出始めました。ハウチワカエデ(右)も先端が白くなっています。天使の羽が出てくるのはもうすぐです。2009_04190017

オノエヤナギ(?)の花も開花し始めました。2009_04190068

ヒトリシズカ(左)とツクシ&スギナ(右)もにょっきり芽を出しました。2009_04190039

オオバナノエンレイソウ(左)とマイヅルソウ(右)も葉っぱを出しました。2009_04190055

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2009年4月14日 (火)

カタクリさんが咲きそうです!

ペンギンさんのように見えて楽しませてくれたタチヤナギさんでしたが、とうとうみんな殻が脱げてしまいました。2009_04140079
と思ったら・・・
2009_04140081 一匹だけしぶとく残っていたペンギンさん。

こちらはヤマネコヤナギなんですが・・・2009_04140073 お猿さんに見えませんか?

2009_04140002 左は薬草園のフクジュソウ。右はピンクのスハマソウです。

昨日も今日も気温が高かったので、植物たちもめきめき生長しているだろうなと思いながら山の中へ。
2009_04140027 オオカメノキさんのつぼみがふくらんで来ました。

2009_04140010 エンレイソウさんがもう咲きそうです!

2009_04140008 エゾエンゴサクくんにはさっそくマルハナバチさんが来ていました。
2009_04140018 2009_04140040 ピンクのエゾエンゴサクさんも開花です。

そして・・・
2009_04140017 ついに花びらが開きかけたカタクリさんを発見!

カタクリさんって、
2009_04140009 2009_04140011 はじめつぼみと葉っぱが上向きに伸びて、それから首を下に垂れてから咲くのですね。
エンレイソウさんも同じですが、エンレイソウは下を向いて咲いてからさらに上を向きますよね。

ナニワズくんも満開です。
2009_04140029 2009_04140022

フッキソウさんはまだつぼみです。
2009_04140036

ちょっと似ているつながりで、ハイイヌガヤの花です。こちらはこれで一応咲いているのかな?
2009_04140035

4月10日に紹介したヨブスマソウくん(左)はこんなに伸びていました。右はヨモギの芽出しです。
2009_04140025

同じく4月7日に紹介したコンロンソウさん(左)はこんなに葉っぱを広げていました。右は絡み合うクルマバツクバネソウ。2009_04140030

左は葉っぱが4枚のツクバネソウ、右はクルマバツクバネソウです。2009_04140032

4月12日に紹介したルイヨウボタン(左)は頭の先っぽを出していました(右)。2009_04140051 さらに顔も出した株がありました(左)。右はルイヨウボタンのまだ幼い株です。
2009_04140050

4月8日に紹介したバイケイソウはもうこんなに大きくなっています。2009_04140023

同じく4月7日のエゾニュウはこんなになっています。2009_04140042

これはオオウバユリの芽出し。横に2本突き立っている白いものは去年の開花株の残骸です。今年も立派な花を咲かせてくれるかな?
まわりにたくさん生えている緑色の草はギョウジャニンニクの赤ちゃんマイヅルソウの芽出しです。
2009_04140045

これは立派な大人のギョウジャニンニク。ギョウジャニンニクもカタクリやオオウバユリやエンレイソウと同じく、種が発芽してから開花するまでに10年近くかかるのです。2009_04140046

これはオオアマドコロの芽出しです。他にはない真っ赤な色がポイント。2009_04140052

ヒメイチゲ(左)も咲きました。右はアズマイチゲ。アズマイチゲはもともとこの山には無かったので、これは植えたものです。2009_04140054

これはショウジョウバカマのつぼみ。 2009_041400742009_04140058

谷はこんな様子です。これからエゾノリュウキンカがもっといっぱい出てきて谷はまっ黄色になります。
2009_04140076

4月12日にも撮影したエゾノリュウキンカ。2009_04140066 2009_04140064

ザゼンソウとミズバショウも出ています。2009_04140061 2009_04140069

フキノトウの雄株(左)と雌株(右)です。2009_04140077

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2009年4月12日 (日)

今日もポカポカ陽気。

北方系生態観察園の植物たちはぐんぐん成長しています。

水辺のエゾノリュウキンカも気持ち良さそうです。2009_04120028 2009_04120029

左はルイヨウボタンの芽出し。まだ皮を被っているので地味ですが、もうすぐとても個性的な顔を出すはずです。右はエゾニワトコの芽出しです。2009_04120022

ピンク色のエゾエンゴサクさんを見つけてしまいました。2009_04120013

クルマバツクバネソウさんの葉っぱも開き始めました。2009_04120010 こんなに群生しているところもあります。2009_04120019

枯葉を突き破って出てきた元気なギョウジャニンニクくん。2009_04120015

エンレイソウさんも、もうつぼみを持っています!2009_04120017

薬草園のボケとモクレンも花芽を膨らませています。2009_041200372009_04120036

最後に温室をチェック。ヒスイカズラ(左)、マダガスカルジャスミン(右)、インドジャボク(下)の花です。

2009_04120042_2 2009_04120039

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2009年4月 7日 (火)

エゾエンゴサク、ナニワズ、エゾノリュウキンカ、オウレンが開花しました!

まずは、薬草園のオウレンです。2009_04070003
今朝は結構冷え込んだのですね。池にうっすら氷が張っていました。2009_04070056
もうほとんど雪は残っていません。これからどんどん新しい芽が吹き出してきます。2009_04070006

2009_04070004 ザゼンソウです。

2009_04070034 エゾニュウと、フキノトウ。

2009_04070041 クルマバツクバネソウがツンツン出てきました。

2009_04070020 ニリンソウとコンロンソウです。ニリンソウはもうつぼみを持ってます!

2009_04070011 ギョウジャニンニク、光のファンタジーです。

2009_04070009 ついにカタクリさんも顔を出しました!そして・・・・ついに・・・!
2009_04070024 エゾエンゴサクくんの一番花開花です!

2009_04070015 ナニワズさんも雄花と雌花そろって咲きました!

2009_04070008 森の木々たちの中で一番早く葉っぱを出すシウリザクラくん(左)。もうすぐここから炎のような葉っぱが出てきます。右はエゾニワトコさん。早くもほころびかけています。

2009_04070044 谷ももうこんなに雪解けが進んでいます。
2009_04070046 エゾノリュウキンカくんも咲きました!2009_04070051

最後に温室のヒスイカズラをチェックしてきましたが・・・2009_04070058 温度差でレンズが曇ってしまって・・・・でもこれはこれで幻想的でいいですね。まだまだつぼみがぶらさがっていたので、4月いっぱいは楽しませてくれそうです。

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2009年3月26日 (木)

急速に雪解けが進んでいます!

3月26日、晴れです!北方系生態観察園の雪融けの様子を見に行きました!
もう階段が露出しています。太陽のおかげだけでなく、整備の方が一生懸命雪除けをしてくださっているおかげでもあります。ありがとうございます!2009_03260029

森の中に入ると、木のまわりから雪解けが始まっています!2009_03260034
雪の布団がなくなって、ナニワズ君がお日様の下に現れました。でもまだ眠たいみたい。2009_03260035
このナニワズ君はもう目を覚ましています。2009_03260040
エゾエンゴサク君もいました!2009_03260039

谷はまだこんなに雪がありますが、Img_4307
エゾノリュウキンカくんとミズバショウさんがもう出ています!2009_03260046
あと1週間もしないうちに咲くかもしれません!?Img_4312

帰りに温室をチェックしてきましたが、ヒスイカズラはまだまだこれから咲くつぼみをいっぱいつけていました。まだ見たことが無い人はぜひ来て見てください。

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2008年6月 9日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その18 森の花は終盤です~

 ブログを更新します。先週見ごろだったボタンの花はもう終わりです。

 このブログを書き始めてからしみじみ思います。植物たちが花を咲かせている時間というのは本当に短い!植物たちの成長を見ていたら、あっと言う間に夏になってしまいました。

 漢方では夏は蕃秀(ばんしゅう)と称し、万物が成長して繁栄華美なることをいいます。天地陰陽の両気が盛んに交合し、万物に花咲かせ実らせる。
①いくらか夜更かしをしても良いが、朝は早く起き、炎天の日長に倦(う)まないよ
 うにつとめなければならない。
②気持ちは常に愉快さを保ち、怒気を含まないように注意しなければならない。
③植物が開花するように、人体にあっても内の陽気を皮膚を通じて外に宣通放散し
 うるように、全て外界志向させなければならない。と説いています。

 働きすぎたと思ったら森の中へ入って、植物たちに火照りを冷やしてもらいましょう。森の中はもう涼しげです!

 さて、薬草園の植物たちも花の季節を迎えています。

先ずは・・・

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 アマの花が開花です。今朝6時半ころに撮影しました。完全に開いていない花もまた良し!

 次はアルニカというキク科の薬用植物です。

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 その近くには、当園の吉田氏の育てていたコマクサも咲いていました。

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 ボタンの花は終わりましたが、シャクヤクはこれからです。こんな感じです。両方とも重要な漢方薬に配される生薬です。

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 女性のヒステリーなどに効果があるとされるカノコソウ(セイヨウ)も開花です。

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 森の中にもホオノキはありますが、薬草園内のホオノキも開花です。蕾もありました。

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 蕾は明日開花ですね。一昨日、北海道自然協議会の皆さんを森の中へご案内しました。その中にはプロ顔負けの知識を持った方がいらっしゃいます。いつも勉強させてもらっているのですが・・・。ホオノキの花は最初の雌花が咲いてからその周辺の雄花が咲くそうです。びっくり!デスね。

 この時期のホオノキの葉もまた良しです。

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 これは北方系生態観察園内のホオノキを撮影しました。この透けてくる緑色の光はたぶん相当体に良いはずです。

 森の中へ入ると・・・

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 シラカバの雄花ですね。

 オニグルミの雄花も咲いてました。

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 木だってちゃんと花を咲かせるんです。

 そして・・・シクリザクラの花は完全に終盤です。今年の薬草園を見る会にはどんな植物が花を咲かせているのでしょう?今年は早い!

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 クロミノエンレイソウの実も相当熟してきました。

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 クルマバツクバネソウもいつの間にか実をつけてました。

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 漢方薬に配される重要な薬用植物、トチバニンジンはもうすぐ開花です。

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 谷へ降りてしばらくいくとこんなのが咲いていました。

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 満開のユキザサです。

 そして・・・エゾノリュウキンカも実になり、熟した実ははじけて、種が飛び出していました。

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 オオカメノキももうこんな感じです。実がどんどん熟しています。

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 森の中で絶好調なのがオオハナウド。

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 数は少ないですが、オオダイコンソウも開花していました。

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 ベニバナイチヤクソウも終盤です。

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 クリンソウは今日明日がみごろです。

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 ミズキの花も満開でした。ミズキはその実の熟していくプロセスもまた楽しいです。ぜひご覧になって下さい。

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2008年5月16日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その15 初夏の様相~

 5月16日の植物たちの様子をお届けします。北方系生態観察園の植物たちばかりではなく、薬用植物園の植物(薬草)たちも動き始めてきました。森の中は完全に春は終了です。虫たちも飛び始めて、虫嫌いの人にとっては入りにくい森になってきました。

 いつものようにダイジェストでお届けします。

 先ずは薬用植物園の植物たちから・・・

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 セイヨウサクラソウです。満開です。

08051602  08051604

 アミガサユリとボタン(蕾)です。もうすぐすばらしい花を咲かせますよ。

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 イカリソウです。満開!

 そして・・・北海道にも自生しています・・・

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 キバナノイカリソウです。

 薬用植物園には4種類のイカリソウがいます。あと2種類。

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 イカリソウやキバナノイカリソウとは似て非なるものですね。ホザキイカリソウ(穂先碇草、上左)とバイカイカリソウ(梅花碇草、上右)です。

 そして・・・

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 ボケの花が満開!

 薬用植物園の撮影を終え、北方系生態観察園の森の中へ・・・

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 広葉樹の葉っぱが生茂り始め、林床がだんだん暗くなってきています。

 写真右側は春先にカタクリやエゾエンゴサクたちでいっぱいだった場所です・・・

 上の写真の右側はどうなっているかというと・・・

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 ニリンソウはまだいますが・・・もうほとんど終盤です。

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 クロミノエンレイソウもすでに春先の鮮やかさはありません。

 カタクリたちはどうなっているかというと・・・こうです!

08051611a

 すでに実になって、日ごとに実が膨らんでいます。今年もたくさん実をつけました。この袋の中に入っている種はこの山に住む蟻たちが運んでくれるんですよ!蟻たちが運ぶところをぜひ見に来てください。

 この土手は今、こんなふうになっています。

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 クルマバソウたちで覆われ始めました。

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 蕾もぷっくり・・・もうすぐ開花です。

 林床にはクリーム色の目立たない花をつける植物たちが増えてきました。足早に歩かず、しゃがんで見てあげて下さい。

先ずは・・・

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 ホウチャクソウです。

 たまに白い花も発見!

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 ルイヨウショウマです。そしてこんなのも・・・

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 コンロンソウの開花したて!一番花です。

今度は・・・

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 クルマバツクバネソウです。絶好調ですね。

 そして・・・ツクバネソウが開花しました。運が良ければ、こんな場面にも・・・08051618

 さらに・・・

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 マムシグサも開花!

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 オオアマドコロも来ました。

 谷へ入ると、ネコノメソウが満開!

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 さらに・・・これは何と言うスミレ?タチツボスミレでしょうか?

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 春先、谷一面黄色に染めたエゾノリュウキンカは今・・・・こうです。

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 花びらはすでに無く、実の状態です。完熟すると・・・種がはじけます。

 この谷にはスギナもいます。庭では悪者でも、朝早く行くと、こんな姿を目にすることもできます(下左)。そして谷を越えると・・・大きなノビネチドリが開花してました。

08051624  08051624_2 08051624a

 ノビネチドリの傍にはベニバナイチヤクソウがもうすぐ開花です。

 さらに池の周辺にはミツガシワが満開でした。

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 いよいよ森の中は初夏の様相です。

 ところで皆さん、森の木々たちの葉っぱをちゃんとご覧になったことはありますか?実は広葉樹の葉は森の虫たちの餌になるので、虫食いの無いキレイな葉っぱでいる期間というのは大変短いのです。木々たちの葉をご覧になるときには、太陽の光に透かすととても爽やか緑色の光が身体中に降り注いできます。ぜひ試してみてください!

 今日は、木々たちの葉っぱの様子もお届けします。

 先ずは・・・

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 葉脈が対称形で、とても整った葉です。サワシバです。

 お次は・・

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 シウリザクラです。シウリザクラはもう花芽をつけていました。とてもキレイな花です。ぜひ見に来てください。

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 シツリザクラの花芽です。

 そして・・・

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 サルナシ(コクワ)の若葉。

 さらに、オオバボダイジュの葉もまた良しでです。

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 こんなのはどうでしょう?

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 ホオノキの若葉です。もっともっと大きくなりますよ。

 次は・・・

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 花も満開でした。

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 そうです。エゾニワトコです。夏に向かって真っ赤な実をつけますよ!

 今度は・・・私の天敵です。かぶれると大変!

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 ツタウルシ。

 さらに・・・紅葉の時期にはとてもステキな赤色になります。

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 ハウチワカエデ。

 同じカエデでも紅葉のときには鮮やかな黄色です。

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 イタヤカエデ。

 まだまだ続きます。今度は・・・私の大好きな・・・

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 オオカメノキですね。なんかかっこ良いです。

 さらに・・・森の中に一本しかありません。札幌市の桑園駅から南に向かって歩くと、この木が街路樹になっている通りもあります。花はとってもきれいですよ。

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 ハクウンボク。

 さらに・・・ウドやタラノキと同じウコギ科で、この2つよりも美味しいと言う人もいます。

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 こんなすばらしい葉5枚が揃っているのもあと3日くらいでしょうか?

 人間の身体に良いものは虫たちにだって良いに決まってます。コシアブラです。

 最後は、北海道の縁起木の1つで、私の子供のころには、お正月になるとこの木の枝に繭玉を飾り、神棚に供えたものです。

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 ミズキの若葉です。

 皆さん森の中にはいつも感動があります。皆さんはいくつ見つけられるでしょうね?

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