ニリンソウ

2009年5月15日 (金)

春の森は第二ステージの始まりです

今朝も朝早く北方系生態観察園に出かけました。2009_05150079現在工事の関係で、薬草園には入れません。北方系生態観察園にはこちらの階段を上っていくルートで入っていただくことになっています。階段の前に赤いポストがあります。このポストの中に来園者の記名ノートと、パンフレットが入っています。来園者の方は必ずこの記名ノートにお名前をご記入ください。

水辺の径から北方系生態観察園に入っていきます。2009_05150080
2009_05150082ため池の周りはもうこんなに緑がこんもりしています。
池にはミツガシワが花盛りです。2009_05150085
ゼンマイ(左)とタチツボスミレ(右)です。2009_05150091
ニリンソウは終盤です。中心に種が出来ていますよ。2009_05150094
カタクリさんは種になってしまいました。カタクリさんの後にはクルマバソウさんたくさん伸びてきています。2009_05150154
エゾノリュウキンカさんも終わってしまいました。また来年会えるのを楽しみにしましょう。2009_05150102 後にはオオハナウドやヨブスマソウなど背の高い植物がどんどんエゾノリュウキンカの背丈を追い越して伸びています。アキタブキのトウもひときわ高く立っていました(左)。エゾノリュウキンカの足元を見るとニリンソウも咲いていました(右)。2009_05150103
ベニバナイチヤクソウ(左)、ノビネチドリ(右)はもうつぼみを持っています。2009_05150099
オオバナノエンレイソウ(左)、マムシグサ(右)が咲いていました。2009_05150107
ルイヨウボタンも開花です!この花も花期が短いですから、お見逃しなく。2009_05150124
アカミノエンレイソウ(左)、キバナノイカリソウ(右)です。2009_05150134 エンレイソウには赤実、黒味、緑実の三種類があるんですよ。キバナノイカリソウは、もともとこの山にはなかったのですが、この近辺には普通に生えている植物だということで、植えられました。このように後から植えられた植物が、北方系生態観察園内には何種類かあります。

つぼみをつけている植物たちをご紹介します。2009_05150130 2009_05150127 上段左からツクバネソウ、ユキザサ、トチバニンジン、オオハナウドです。

ここからは、木々たちの様子をご紹介しましょう。2009_05150105
ホオノキの新葉です。2009_05150096
サワシバの新葉です。2009_05150108
オオカメノキ(左)、ハウチワカエデの新葉です。2009_05150116
オヒョウの新葉です。2009_05150139
左はイタヤカエデの花、右は見にくいかも知れませんが、シウリザクラのつぼみです。2009_05150081
タラの芽です。採らないで下さいね(笑)。2009_05150159
最後に展望台から撮影した大学と石狩平野の眺めです。2009_05150150 2009_05150151 田んぼに水が入りました。今や日本一美味しい北海道のお米づくりの始まりです。

|

2009年5月 7日 (木)

森はどんどん移り変わっています

カタクリさんは終わってしまいましたが・・・2009_05070043

木々たちの芽吹きがいっせいに始まりました。
左はミズキ、右はミズナラの芽吹きです。P5070224
同じく、左はヤマブドウ、右はツルアジサイ。P5070272
逆光に透けるノリウツギの新葉。2009_05070029
左はホオノキ、右はツタウルシです。P5070307
左はケヤマハンノキ、右はシナノキです。P5070264
左はオヒョウ、右はナナカマド。P5070321
シラカバの新葉です。P5070241
サワシバの新葉と、つぼみです。P5070316
森の中にあるオオヤマザクラが満開でした。P5070296
オオカメノキもちょうど見ごろです。P5070242
これはアカイタヤ(左)とイタヤカエデ(右)の花です。高い枝に咲くので撮りにくいのですが、カメラのズームを最大にして何とか撮れました。P5070230
地面にたくさん花が落ちていました。これはマイヅルソウの葉っぱの上に落ちたもの。P5070294
こちらはハウチワカエデの新葉と花です。ハウチワカエデは目の高さで咲いてくれるので見やすいですよ。天使の羽みたいでしょう?P5070255
下に目線を落とすと、エンレイソウ(左)がこんなに大きく育っていました。クルマバツクバネソウ(右)も咲いていました。P5070282
オシダ(左)も盛大に爆発していました。ヒトリシズカ(右)も見ごろです。P5070289
ヒトリシズカを上からみると・・・P5070283
フッキソウ(左)とレンプクソウ(右)も開花。P5070309
ニリンソウは今が盛りです。よく見るといろいろ変わったニリンソウを見つけることが出来ます。花びらが9枚もあるものや、ミドリニリンソウ、ほんのりピンク色のものもあります。2009_05070039 P5070286
最後に、これから花が咲く植物さんたちのつぼみの紹介です。何だか分かりますか?
P5070276_2 P5070299
上段左からマイヅルソウ、クルマバソウ、ルイヨウボタン、オオアマドコロでした。

|

2009年4月28日 (火)

カタクリさん全開です!

今日は久しぶりにすっきりした晴れの日となりました。
気温はまだやや肌寒いのですが、暖かい日差しに誘われて、カタクリさんが待ちきれずにいっせいに開き始めました。
2009_04280007 2009_04280009 今年の春は、カタクリ、ニリンソウ、エゾエンゴサクの花期が重なりました。2009_04280012
エゾエンゴサクは終盤ですが、ニリンソウ(左)はこれからが盛りです。ツルアジサイ(右)の葉っぱが出始めました。2009_04280005
シウリザクラの葉っぱが大変美しく輝いていました。下ばかり見ていると見逃しますよ。2009_04280011
天気予報によると、明日からゴールデンウィークいっぱいは気温が高くなり、晴れの日が続くようです。カタクリさんは一気に開いてあっという間に散ってしまうかも・・・年に一度のスプリングエフェメラルをお見逃しなく!

|

2009年4月27日 (月)

寒い日が続いています。

前回のブログから1週間あいてしまいました。でもこの1週間寒い日が続いたので、北方系生態観察園の植物たちの生長は足踏み状態です。

エンレイソウは今が盛りです。個人的にエンレイソウは花がややうつむき加減に咲いている間が葉っぱも柔らかく波打っていて、一番美しいと思います。この後、頭をしっかり空に向け、草丈もどんどん大きくなって、葉っぱもしっかりして来るのですが、そうなると別の植物のような趣です。2009_04270024 2009_04270004 白花(?)さんも見つけました。 2009_04270045_2

カタクリさんはほとんど開花準備OKなのですが、暖かくならないと花が開かないのです。2009_04270026 2009_04270025 昨日から今日にかけての雪が降るほどの寒さで花びらの先が痛んできてしまっています。 2009_04270022

谷は黄色に埋め尽くされてきました。2009_04270041 2009_04270046 エゾノリュウキンカは今が盛りです。

ニリンソウ(左)とヒトリシズカ(右)はもうすぐ見ごろを迎えます。2009_04270027

左から順にネコノメソウ、ツルリンドウ、マムシグサです。2009_04270039

シウリザクラの赤い葉っぱは今が見ごろです。2009_04270021

冬の間ウサギさんの頭とカニさんの爪ように見えたオオカメノキさんの冬芽はこんな風になりました。2009_04270028

|

2009年4月19日 (日)

平成21年度 第1回漢方・薬用植物研究会

今日は第1回漢方・薬用植物研究会でした。北海道の自然を専門に撮影されている写真家の岡本洋典さんを講師にお招きして講演会を聞いていただいた後、北方系生態観察園でカタクリ観察会です。
2009_04190001

2009_04190003 薬草園にはクリスマスローズ(左)とタツタソウ(右)が咲いていました。工事のため、薬草園の植物たちはいろんなところに分散して避難しています。

2009_04190006 レンギョウ(左)のつぼみです。オウレン(右)はもう種ができかけていました。

今回皆さんのお目当てのカタクリさんは・・・・・2009_04190022 2009_04190020 2009_04190026 咲いていました!まだ大部分がつぼみですが、ちらほらと咲いているカタクリさんを見ることができました。天気にもよりますが、これから数日~一週間後くらいに満開になることでしょう。

2009_04190014 エンレイソウ(左)も次々に開花しています。そして、ニリンソウ(右)も数輪開花しているのを見かけました。

白いエゾエンゴサクさんを見つけました。2009_04190043

ショウジョウバカマも開花しました。2009_04190053

エゾノリュウキンカも見ごろです。まだ谷じゅうまっ黄色にはなっていませんが、一つ一つの花の美しさををじっくり愛でるには今が一番おすすめです。2009_04190059

シウリザクラ(左)の赤い新葉もついに出始めました。ハウチワカエデ(右)も先端が白くなっています。天使の羽が出てくるのはもうすぐです。2009_04190017

オノエヤナギ(?)の花も開花し始めました。2009_04190068

ヒトリシズカ(左)とツクシ&スギナ(右)もにょっきり芽を出しました。2009_04190039

オオバナノエンレイソウ(左)とマイヅルソウ(右)も葉っぱを出しました。2009_04190055

|

2009年4月 7日 (火)

エゾエンゴサク、ナニワズ、エゾノリュウキンカ、オウレンが開花しました!

まずは、薬草園のオウレンです。2009_04070003
今朝は結構冷え込んだのですね。池にうっすら氷が張っていました。2009_04070056
もうほとんど雪は残っていません。これからどんどん新しい芽が吹き出してきます。2009_04070006

2009_04070004 ザゼンソウです。

2009_04070034 エゾニュウと、フキノトウ。

2009_04070041 クルマバツクバネソウがツンツン出てきました。

2009_04070020 ニリンソウとコンロンソウです。ニリンソウはもうつぼみを持ってます!

2009_04070011 ギョウジャニンニク、光のファンタジーです。

2009_04070009 ついにカタクリさんも顔を出しました!そして・・・・ついに・・・!
2009_04070024 エゾエンゴサクくんの一番花開花です!

2009_04070015 ナニワズさんも雄花と雌花そろって咲きました!

2009_04070008 森の木々たちの中で一番早く葉っぱを出すシウリザクラくん(左)。もうすぐここから炎のような葉っぱが出てきます。右はエゾニワトコさん。早くもほころびかけています。

2009_04070044 谷ももうこんなに雪解けが進んでいます。
2009_04070046 エゾノリュウキンカくんも咲きました!2009_04070051

最後に温室のヒスイカズラをチェックしてきましたが・・・2009_04070058 温度差でレンズが曇ってしまって・・・・でもこれはこれで幻想的でいいですね。まだまだつぼみがぶらさがっていたので、4月いっぱいは楽しませてくれそうです。

|

2008年5月16日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その15 初夏の様相~

 5月16日の植物たちの様子をお届けします。北方系生態観察園の植物たちばかりではなく、薬用植物園の植物(薬草)たちも動き始めてきました。森の中は完全に春は終了です。虫たちも飛び始めて、虫嫌いの人にとっては入りにくい森になってきました。

 いつものようにダイジェストでお届けします。

 先ずは薬用植物園の植物たちから・・・

080516

 セイヨウサクラソウです。満開です。

08051602  08051604

 アミガサユリとボタン(蕾)です。もうすぐすばらしい花を咲かせますよ。

08051607

 イカリソウです。満開!

 そして・・・北海道にも自生しています・・・

08051608

 キバナノイカリソウです。

 薬用植物園には4種類のイカリソウがいます。あと2種類。

08051605  08051606

 イカリソウやキバナノイカリソウとは似て非なるものですね。ホザキイカリソウ(穂先碇草、上左)とバイカイカリソウ(梅花碇草、上右)です。

 そして・・・

08051608_2

 ボケの花が満開!

 薬用植物園の撮影を終え、北方系生態観察園の森の中へ・・・

08051609

 広葉樹の葉っぱが生茂り始め、林床がだんだん暗くなってきています。

 写真右側は春先にカタクリやエゾエンゴサクたちでいっぱいだった場所です・・・

 上の写真の右側はどうなっているかというと・・・

08051611

 ニリンソウはまだいますが・・・もうほとんど終盤です。

08051610

 クロミノエンレイソウもすでに春先の鮮やかさはありません。

 カタクリたちはどうなっているかというと・・・こうです!

08051611a

 すでに実になって、日ごとに実が膨らんでいます。今年もたくさん実をつけました。この袋の中に入っている種はこの山に住む蟻たちが運んでくれるんですよ!蟻たちが運ぶところをぜひ見に来てください。

 この土手は今、こんなふうになっています。

08051612

 クルマバソウたちで覆われ始めました。

08051613

 蕾もぷっくり・・・もうすぐ開花です。

 林床にはクリーム色の目立たない花をつける植物たちが増えてきました。足早に歩かず、しゃがんで見てあげて下さい。

先ずは・・・

08051615

 ホウチャクソウです。

 たまに白い花も発見!

08051614

 ルイヨウショウマです。そしてこんなのも・・・

08051616

 コンロンソウの開花したて!一番花です。

今度は・・・

08051617

 クルマバツクバネソウです。絶好調ですね。

 そして・・・ツクバネソウが開花しました。運が良ければ、こんな場面にも・・・08051618

 さらに・・・

08051620

 マムシグサも開花!

08051619

 オオアマドコロも来ました。

 谷へ入ると、ネコノメソウが満開!

08051621

 さらに・・・これは何と言うスミレ?タチツボスミレでしょうか?

08051622

 春先、谷一面黄色に染めたエゾノリュウキンカは今・・・・こうです。

08051623

 花びらはすでに無く、実の状態です。完熟すると・・・種がはじけます。

 この谷にはスギナもいます。庭では悪者でも、朝早く行くと、こんな姿を目にすることもできます(下左)。そして谷を越えると・・・大きなノビネチドリが開花してました。

08051624  08051624_2 08051624a

 ノビネチドリの傍にはベニバナイチヤクソウがもうすぐ開花です。

 さらに池の周辺にはミツガシワが満開でした。

08051625

 いよいよ森の中は初夏の様相です。

 ところで皆さん、森の木々たちの葉っぱをちゃんとご覧になったことはありますか?実は広葉樹の葉は森の虫たちの餌になるので、虫食いの無いキレイな葉っぱでいる期間というのは大変短いのです。木々たちの葉をご覧になるときには、太陽の光に透かすととても爽やか緑色の光が身体中に降り注いできます。ぜひ試してみてください!

 今日は、木々たちの葉っぱの様子もお届けします。

 先ずは・・・

08051626

 葉脈が対称形で、とても整った葉です。サワシバです。

 お次は・・

08051628

 シウリザクラです。シウリザクラはもう花芽をつけていました。とてもキレイな花です。ぜひ見に来てください。

08051627

 シツリザクラの花芽です。

 そして・・・

08051629

 サルナシ(コクワ)の若葉。

 さらに、オオバボダイジュの葉もまた良しでです。

08051630

 こんなのはどうでしょう?

08051631

 ホオノキの若葉です。もっともっと大きくなりますよ。

 次は・・・

08051632

 花も満開でした。

08051633

 そうです。エゾニワトコです。夏に向かって真っ赤な実をつけますよ!

 今度は・・・私の天敵です。かぶれると大変!

08051634

 ツタウルシ。

 さらに・・・紅葉の時期にはとてもステキな赤色になります。

08051635

 ハウチワカエデ。

 同じカエデでも紅葉のときには鮮やかな黄色です。

08051636

 イタヤカエデ。

 まだまだ続きます。今度は・・・私の大好きな・・・

08051637

 オオカメノキですね。なんかかっこ良いです。

 さらに・・・森の中に一本しかありません。札幌市の桑園駅から南に向かって歩くと、この木が街路樹になっている通りもあります。花はとってもきれいですよ。

08051638

 ハクウンボク。

 さらに・・・ウドやタラノキと同じウコギ科で、この2つよりも美味しいと言う人もいます。

08051639

 こんなすばらしい葉5枚が揃っているのもあと3日くらいでしょうか?

 人間の身体に良いものは虫たちにだって良いに決まってます。コシアブラです。

 最後は、北海道の縁起木の1つで、私の子供のころには、お正月になるとこの木の枝に繭玉を飾り、神棚に供えたものです。

08051640

 ミズキの若葉です。

 皆さん森の中にはいつも感動があります。皆さんはいくつ見つけられるでしょうね?

|

2008年5月 8日 (木)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その14 発陳のエネルギーは終了!初夏です~

 連休明けの北方系生態観察園の植物たちの様子をダイジェストでご覧下さい。今年はもう春の発陳のエネルギーは終了です。早くも森は初夏の様子です。

 先ずは、早春の森をにぎわせた春の短命植物たちがどうなっているのかをご覧下さい。

先ずはエゾエンゴサク!

2008050701

 もう実になってます。中には種がいっぱい入ってます。

 でお次はカタクリ!

2008050701_2

 もう実をつけてました。この実がどんどん膨れて、最後には森の蟻たちが種を運ぶのです。

 次はニリンソウ!

2008050702 

 花はまだ咲いてますが・・・よーっく見ると種が真ん中についてました。

2008050701_4

 まだまだステキなニリンソウもいます。が、もう終盤。

 白いニリンソウに混ざって、ミドリニリンソウも最後の一花!

2008050703

 春の短命植物たち・・・スプリングエフェメラルたちとも一年間のお別れです。

 去るものがいれば来るものも・・・

 初夏になるとお花が地味になってきます。淡い緑色からクリーム色の花が多くなります。

 先ずはこれ

2008050701_5

 ホウチャクソウ

 次にこれ

2008050701_6

 オオアマドコロも開花です。

 クルマバツクバネソウも蕾から開花。漢字名、車葉衝羽草の名が分かるのは8月過ぎ。紫色の実になった時にその名の由来が分かります。

2008050701_7

 蕾です。

2008050702_2

 開花状態。

 そしてお花の生命は3日間だけ。ルイヨウボタン(類葉牡丹)も開花です。

2008050701_8

 オオバナノエンレイソウも絶好調。

2008050701_9

 ルイヨウショウマ(類葉升麻)も開花です。下の蕾から上の蕾まで順々に咲いていきます。

2008050701_10

 秋まで楽しませてくれるマイヅルソウ(舞鶴草)も開花。一番花です。

2008050701_11

 ツルシキミは絶好調。

200805070101

 クルマバソウももうすぐ開花です。

2008050801_2

 池の中ではミツガシワも開花。水の中の葉っぱも逆光で見ると最高です。

2008050701_12 2008050702_3

 いやはやこうなるともう初夏の雰囲気です。

 さて木々たちの様子も少しだけ。

2008050701_13

 シウリザクラの蕾です。

2008050802

 イタヤカエデの花。地面にはこんなのも・・・

2008050801

 これはいったい何でしょう?銀色の芽出しです。

2008050701_14

 マメ科のイヌエンジュ。寒がりなのです。

 森の中はもうすぐ初夏の風情です。虫たちも飛び始めました。虫嫌いの方はお早めに森へお入りください。

|

2008年5月 2日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その13 春は去って行きつつあります!~

 先週末、今週初めとイベントや出張がありまして、8日ぶりのブログ更新になってしまいました。8日・・・。春はあっと言う間に去って行きそうです。今年の春は何か変です。

 先ずは・・・北方系生態観察園の入り口手前にいるサクラが開花しました。

08050202 08050201 08050203

 サクラの花もこの陽気だと週明けには枯れちゃっているかもしれません。

 北方系生態観察園入り口のシラカバの花も満開です。

080502

 下にぶら下がっているのが雄花。上を向いている小さな花が雌花です。

 今日は木の花から入りましたので、北方系生態観察園内の樹木たちの様子をダイジェストでご覧下さい。

 先ずはこれから・・・

080502_2

 サワシバの若葉です。

 次は・・・

080502_3

 縁起木の一つミズキの若葉。

 そして・・・今週末がお花見には最高ですよ!

080502_4

 ハウツワカエデの花が満開です。

 300 mmの望遠マクロレンズで撮ってみると・・・

08050201_3 08050202_2

 葉っぱの形良し、赤い花も良し!

 オオカメノキの花たちも満開です。

080502_7

 で、先週見ごろのピークだったカタクリたちはどうなっているかというと・・・

08050202_3 08050201_4 08050203_2

 今年のお花はもう終わり!また来年まで・・・ということに・・・

 で、一番元気なカタクリたちがたくさんいて、絶好の撮影ポイントだった場所はどうなっているかというと・・・こうです。

08050201_5

 カタクリ、エゾエンゴサクはもう終わり、その代わりに今はニリンソウの白い花が旬をむかえています。

 他の場所もこうです。

08050202_4

 ニリンソウだって色々なのがいるんですよ。

先ずは・・・

08050203_3 08050204

 ちょっと品が良くないけれど・・・ミドリニリンソウです。

 こんなのは見たことがありますか?

08050205 08050206 08050207

 花びらがピンクのニリンソウなんですよ。

 ちょっと森の奥を覗いてみると・・・

080502_5

 まだエゾエンゴサクが満開の場所もあるんです。

 谷のエゾノリュウキンカはこうです。

080502jpg

 これも満開。あと一ヶ月もするとこの場所は木々たちの葉っぱで暗い場所になんですよ。

 東の尾根へ出てみるとこんなのが満開でした。

080502_6

 それから、これから見ごろになる植物たちの様子です。

 先ずはオオアマドコロです。

080502_8

 アズキナの名でよく知られているユキザサももう少しで開花です。

080502_9

 淡い緑色の花を咲かせるこの植物も、もう蕾です。

080502_11

 ルイヨウボタン。漢字名は類葉牡丹です。葉っぱの形が牡丹の葉に似ていることからついた名です。その花の生命はわずか3日ほど。お見逃しなく!

 この植物の花も地味ですが・・・

080502_12

 車葉衝羽草(クルマバツクバネソウ)。この植物は秋まで楽しませてくれます。

 車葉といえば・・・

080502_13

 元祖クルマバソウ。園内に相当広がりました。もうすぐ開花です。

 そして・・・もう実をつけている植物もいます。

08050203_4

 クロミノエンレイソウです。

 そして・・・

08050201_6

 アカミノエンレイソウ。

 さらに園内にはアオミノエンレイソウもいるんですよ。

08050202_5

 違いがお分かりですか?

 今年の春は少し変!春は猛ダッシュで去っていこうとしています。発陳のエネルギーはもう残り少ないです。もらっていない方はぜひお早めにお越しください。

|

2008年3月28日 (金)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その4~

 昨日は雨。雨が上がったので、中一日おいての北方系生態観察園の情報をお伝えします。

 先ずは森の入り口でこんなものを見つけました。天然のエノキダケです。美味しそうですね(笑)。で、森の中へ入っていくと・・・カメラを持ったナイスなレディたちの集団が・・・

Img_3746s_2 08031802s

 私の写真展にも来てくださった方ばかりで、北方系生態観察園の常連さんでした。「どうしたのですか」と尋ねたら・・・「私が撮るような植物たちの芽出しを撮影しにきたけど見つからない!」とのことで・・・森の植物と撮影アングルをついついナビゲーションしてしまいました(笑)。

 カタクリで満開になる斜面はまだこんな状態です。

08031803

 雪解けは進んでいますが、まだまだですね。

08031804_2        08032805

 でも・・・エゾエンゴサク(左)やクルマバソウ(右)などが「待ってました」と顔をだしてます。皆さん、立ったまま見下ろすように見ているので、気がつかないのですね。しっかりしゃがんで見るように・・・お伝えしました。

 で、階段を登って東の尾根へお連れしました。

 東の尾根は日がよくあたるので、雪解けが早い!こんな感じです。

08032810

 そして・・・皆さんにウサギくんを紹介しました。「ワーかわいい!」とナイスレディたちの歓声が上がりました(笑)。

08032807 08032808 08032809

 で、地面をよーっく見ましょうね。と、私のカメラのファインダーを覗いていただきました。

08032806 08032811 08032816

 こんなのをお見せしました。「ウヒャー」、「ウホホーイ」と私は聞こえたのです。皆さんすばらしい歓声で・・・ステキな感性をお持ちのようです(笑)。

 森で一番大きくて、一番最初に花咲かせて、一番最初に種をつけるエゾエンゴサクくんの勢いはすごい!出足は遅くても、他のエゾエンゴサクくんをどんどん追い越していきそう!

08032812 08032813 08032814

 3つの株が競い合って大きくなろうとしています。

08032815 08032819 08032820

 左からナニワズ、エゾニュウ、クルマバツクバネソウ二日前よりもはるかに成長していました。

08032817_2 0803288

 いいんですかねえ。もうニリンソウも動き始めています。花芽(右)もったニリンソウも・・・

 こんなことってここ10年間で初めてのことです。

08032821_2 08032822

 さらに奥に進むとこんな光景が・・・きっと鳥さんですね。キツツキの仲間でしょうか?働きものの鳥さんがいるようです。こんな働きものの鳥さんの名前をご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいな。私は鳥さんの名前はからっきしなんです(笑)。

 谷の方へ降りて行きます。道の傍らには・・・なんと・・・フデリンドウが元気にしてました。

08032823 08032824

 谷へ降りながら、右手の写真も撮ってみました。

 まだまだこんな状態なんです・・・・が・・・

08032824_2

 一見、何もいないように見えるのですが・・・

08032825 08032826 08032827

 元気モノのエゾノリュウキンカくんが水の中で蕾をつけてました。

 池もまだまだ氷がはってます。

08032830

 でも上の写真の左側にある大きなケヤマハンノキには・・・・

08032828 08032829

 カメラのファインダーの中は・・・お花見状態です。

 明日は土曜日ですが・・・朝7時から森へ入るつもりです。

ひょっとして、来週中盤にはエゾエンゴサクの一番花を見ることができるかもしれません。

|

その他のカテゴリー

アオチドリ アカイタヤ アキタブキ アケビ アズキナシ アミガサユリ イカリソウ イケマ イタヤカエデ イチヤクソウ イヌエンジュ イベント情報 ウリノキ エゾアジサイ エゾエンゴサク エゾニュウ エゾニワトコ エゾノリュウキンカ エゾヘビイチゴ エゾムラサキツツジ エゾユズリハ エンコウソウ エンレイソウ オウレン オオアマドコロ オオイタドリ オオウバユリ オオカメノキ オオダイコンソウ オオハナウド オオバナノエンレイソウ オオバボダイジュ オオヤマザクラ オククルマムグラ オシダ オニグルミ オニシモツケ オニノヤガラ オヒョウ カタクリ カラスビシャク カラマツ キツリフネ キハダ キバナノイカリソウ キリ ギョウジャニンニク クリンソウ クルマバソウ クルマバツクバネソウ クルマユリ クワ ケヤマハンノキ ゲンチアナ コシアブラ コマユミ コンロンソウ サラシナショウマ サルナシ サワシバ ザゼンソウ シウリザクラ シナノキ ショウジョウバカマ シラカバ ジギタリス スイレン スハマソウ スミレ セイヨウサクラソウ タチヤナギ タツタソウ タニギキョウ チシマアザミ ツクバネソウ ツタウルシ ツリバナ ツルアジサイ ツルシキミ ツルニンジン ツルリンドウ トチノキ トチバニンジン トモエソウ ナナカマド ナニワズ ニセアカシア ニリンソウ ネコノメソウ ネジバナ ノビネチドリ ノリウツギ ハイイヌガヤ ハウチワカエデ ハクウンボク ハリギリ バイカイカリソウ バイケイソウ ヒスイカズラ ヒトリシズカ ヒメイチゲ ヒメヘビイチゴ フクジュソウ フッキソウ フデリンドウ ベニバナイチヤクソウ ホウチャクソウ ホオノキ ホザキイカリソウ ボケ ボタン マイヅルソウ マタタビ マムシグサ ミズキ ミズナラ ミズバショウ ミツガシワ ミドリニリンソウ ミヤマスミレ ムラサキシキブ モクレン ヤブニンジン ヤマウルシ ヤマゴボウ ヤマネコヤナギ ヤマブドウ ユウシュンラン ユキザサ ヨツバヒヨドリ ヨブスマソウ ルイヨウショウマ ルイヨウボタン レンプクソウ 北方系生態観察園 温室 漢方・薬用植物研究会 薬草園 雪解け