ナニワズ

2009年10月23日 (金)

黄色い森へようこそ!

薬用植物園の方はもう、ほとんど店じまいの様相です。Pa230096

ナツツバキが見事に紅葉していました。
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Pa230098ナツツバキの実です。

ニシキギも真っ赤です。Pa230099

Pa230100ニシキギの実です。

階段を登って北方系生態観察園に入ると、ムラサキシキブの実がお出迎えです。
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Pa230108落ち葉の中から生えていたミズナラの実生。こういうのを見るとなんだかうれしくなります。

森の中は黄色く染まっていました。Pa230111これはサワシバです。

Pa230114サワシバくんは冬芽を準備したばかりでした。まだ緑色をしています。これから灰色っぽい茶色になるはずです。

Pa230119これはアズキナシ。

Pa230214こちらのアズキナシくんは、実をつけていました。と言うことは、花が咲いていたのね。見逃しました。残念。

黄色くなるのは木々の葉っぱだけじゃありません。地面に生えている草本の類もキレイに黄葉になっているものがあります。これはトチバニンジンです。
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Pa230131Pa230113ナニワズとフッキソウは今の時期に花芽をつけ、来春咲きます。

Pa230155フデリンドウくんも来年の準備完了しています。

 

Pa230134コモチミミコウモリ。ちょっと不気味な花です。名前の由来のむかごがついています。

 

Pa230124ルイヨウショウマの実。たわわです。

Pa230137ミヤマガマズミの実。熟れきった赤。

 

Pa230144 マムシグサ(左)と、種が全部飛んで行った後のオオウバユリの実。

Pa230145 地面に落ちたヤマブドウの実。

Pa230151 ルイヨウボタンの実(左)とツルリンドウの実。

Pa230156エゾユズリハの実。

Pa230160コケの上に落ちたナナカマドの実。

Pa230161 ツルシキミの実。 

Pa230135 紅葉真っ盛りです。

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Pa230153 赤・黄・茶色の森の中でひときわ目立つ白い葉っぱはコシアブラです。気品のあるたたずまいです。

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Pa230189 コマユミの葉です。薄い赤もきれいです。

Pa230202 ツタウルシもこの時期きれいです。

Pa230212 カラマツの葉も黄色くなっていました。普通は落葉しないマツですが、カラマツは落葉松と書くことから分かるように落葉します。そして、春に素晴らしい芽出しを見せてくれるのです。

0254201 0255030 0255036 以上3枚は堀田清の作品でした。

Pa230221これはめずらしいミズナラの紅葉。きれいに赤く色づいていました。ミズナラはたいてい下のような色になるだけで、あまり赤くなったりしないように思うのですが・・・こういうのを見つけるとうれしくなりますね。

Pa230220 これが普通のミズナラ。これもきれいですが・・・

Pa230195 これはミズナラの冬芽です。かっこいいです。

最後はみんな大好きなオオカメノキさんの冬芽でしめましょう。

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ウサギさんとカニさんでした。

 

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2009年6月22日 (月)

第23回 北海道医療大学附属 薬草園を見る会

6月21日、恒例の薬草園を見る会を開催しました。今年は180名あまりのご参加をいただきました。今年の講演は堀田清でした。皆様最後まで熱心に聞いてくださりありがとうございました。2009_0621_0087

薬用植物園と北方系生態観察園の植物で内山翡翠さんが生けてくださった花です。毎年力作をありがとうございます。2009_0621_0083

講演会が終わった後、昼休みを挟んで、観察会です。雨が心配されたのですが、ときおり薄日もさしてまずまずのお天気でした。

この季節の薬用植物園はシャクヤクとサルビアの競演が見事です。2009_0621_0129

ところが北方系生態観察園の方は、春のお花は終わってしまい、夏のお花はまだあまり咲いていない状態で、緑が鬱蒼として、ちょっと観察会にはベストとは言いがたいタイミングです。森林浴気分にはもってこいなのですが・・・2009_0621_0100

散ったキハダの花が地面を地面を埋め尽くしていました。2009_0621_0103

オオハナウドはほとんど花が散って、種になっていました。
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ナニワズの実です。これから赤く熟します。2009_0621_0115

ヤマブドウの花です。地味ですが、咲いてます。2009_0621_0121

チシマアザミの花(左)はたくさん咲いていましたが・・・チシマアザミさんには悪いですが、あまり人気が無い花ですね・・・せっかく咲いていてもあまり目に留めてもらえません。
サラシナショウマ(右)はつぼみが出始めましたが、咲くのはずっと遅く、秋になってからです。
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これは谷に生えている森で一番大きなケヤマハンノキさんに巻きついているツルアジサイの花。2009_0621_0119

このケヤマハンノキさんは、きっと、橋を挟んで反対側に生えている大きなホオノキさん(下)と共に、この森の神様です。2009_0621_0118
ケヤマハンノキさん、ホオノキさん、その他全ての植物さんたち、今日は、たくさんの人に森の素晴らしさを分かち合ってくださってありがとうございました。

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2009年4月14日 (火)

カタクリさんが咲きそうです!

ペンギンさんのように見えて楽しませてくれたタチヤナギさんでしたが、とうとうみんな殻が脱げてしまいました。2009_04140079
と思ったら・・・
2009_04140081 一匹だけしぶとく残っていたペンギンさん。

こちらはヤマネコヤナギなんですが・・・2009_04140073 お猿さんに見えませんか?

2009_04140002 左は薬草園のフクジュソウ。右はピンクのスハマソウです。

昨日も今日も気温が高かったので、植物たちもめきめき生長しているだろうなと思いながら山の中へ。
2009_04140027 オオカメノキさんのつぼみがふくらんで来ました。

2009_04140010 エンレイソウさんがもう咲きそうです!

2009_04140008 エゾエンゴサクくんにはさっそくマルハナバチさんが来ていました。
2009_04140018 2009_04140040 ピンクのエゾエンゴサクさんも開花です。

そして・・・
2009_04140017 ついに花びらが開きかけたカタクリさんを発見!

カタクリさんって、
2009_04140009 2009_04140011 はじめつぼみと葉っぱが上向きに伸びて、それから首を下に垂れてから咲くのですね。
エンレイソウさんも同じですが、エンレイソウは下を向いて咲いてからさらに上を向きますよね。

ナニワズくんも満開です。
2009_04140029 2009_04140022

フッキソウさんはまだつぼみです。
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ちょっと似ているつながりで、ハイイヌガヤの花です。こちらはこれで一応咲いているのかな?
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4月10日に紹介したヨブスマソウくん(左)はこんなに伸びていました。右はヨモギの芽出しです。
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同じく4月7日に紹介したコンロンソウさん(左)はこんなに葉っぱを広げていました。右は絡み合うクルマバツクバネソウ。2009_04140030

左は葉っぱが4枚のツクバネソウ、右はクルマバツクバネソウです。2009_04140032

4月12日に紹介したルイヨウボタン(左)は頭の先っぽを出していました(右)。2009_04140051 さらに顔も出した株がありました(左)。右はルイヨウボタンのまだ幼い株です。
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4月8日に紹介したバイケイソウはもうこんなに大きくなっています。2009_04140023

同じく4月7日のエゾニュウはこんなになっています。2009_04140042

これはオオウバユリの芽出し。横に2本突き立っている白いものは去年の開花株の残骸です。今年も立派な花を咲かせてくれるかな?
まわりにたくさん生えている緑色の草はギョウジャニンニクの赤ちゃんマイヅルソウの芽出しです。
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これは立派な大人のギョウジャニンニク。ギョウジャニンニクもカタクリやオオウバユリやエンレイソウと同じく、種が発芽してから開花するまでに10年近くかかるのです。2009_04140046

これはオオアマドコロの芽出しです。他にはない真っ赤な色がポイント。2009_04140052

ヒメイチゲ(左)も咲きました。右はアズマイチゲ。アズマイチゲはもともとこの山には無かったので、これは植えたものです。2009_04140054

これはショウジョウバカマのつぼみ。 2009_041400742009_04140058

谷はこんな様子です。これからエゾノリュウキンカがもっといっぱい出てきて谷はまっ黄色になります。
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4月12日にも撮影したエゾノリュウキンカ。2009_04140066 2009_04140064

ザゼンソウとミズバショウも出ています。2009_04140061 2009_04140069

フキノトウの雄株(左)と雌株(右)です。2009_04140077

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2009年4月 7日 (火)

エゾエンゴサク、ナニワズ、エゾノリュウキンカ、オウレンが開花しました!

まずは、薬草園のオウレンです。2009_04070003
今朝は結構冷え込んだのですね。池にうっすら氷が張っていました。2009_04070056
もうほとんど雪は残っていません。これからどんどん新しい芽が吹き出してきます。2009_04070006

2009_04070004 ザゼンソウです。

2009_04070034 エゾニュウと、フキノトウ。

2009_04070041 クルマバツクバネソウがツンツン出てきました。

2009_04070020 ニリンソウとコンロンソウです。ニリンソウはもうつぼみを持ってます!

2009_04070011 ギョウジャニンニク、光のファンタジーです。

2009_04070009 ついにカタクリさんも顔を出しました!そして・・・・ついに・・・!
2009_04070024 エゾエンゴサクくんの一番花開花です!

2009_04070015 ナニワズさんも雄花と雌花そろって咲きました!

2009_04070008 森の木々たちの中で一番早く葉っぱを出すシウリザクラくん(左)。もうすぐここから炎のような葉っぱが出てきます。右はエゾニワトコさん。早くもほころびかけています。

2009_04070044 谷ももうこんなに雪解けが進んでいます。
2009_04070046 エゾノリュウキンカくんも咲きました!2009_04070051

最後に温室のヒスイカズラをチェックしてきましたが・・・2009_04070058 温度差でレンズが曇ってしまって・・・・でもこれはこれで幻想的でいいですね。まだまだつぼみがぶらさがっていたので、4月いっぱいは楽しませてくれそうです。

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2009年4月 3日 (金)

タチヤナギペンギン

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これは、堀田先生の傑作、「タチヤナギペンギン」という作品です。このタチヤナギは北方系生態観察園の入口にあります。冬芽を覆っていた殻が脱げかけたところに光が当たってペンギンのくちばしみたいに見えるでしょう?
今年の2月に東京の富士フイルムフォトサロンで開催された写真展で展示された70作品のうちで、来場者アンケートの一位になった作品です。この作品は一昨年撮影されたものですが、今日私が自分のデジタル一眼レフで撮影した同じ枝(たぶん)がこれです。2009_04030005 木が生長して枝が一昨年よりずっと高い位置にあるので、もう見上げるアングルにしかなりません。同じ写真は二度と取れないのです。

こんなのも撮りました。題して「わいわいがやがやペンギン」。
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オオヤマザクラの冬芽もふくらんで赤く色づいてきています。2009_04030011
ホオノキも心なしかふくらんでいるかな?2009_04030009
今日の予想最高気温は10度。この暖かさが続けばナニワズくんの花ももうすぐ開花しそうです。2009_04030003

2009_04030001 遠くから見るともう山に雪はなさそうですが、2009_04030002 日陰にはまだこれくらい雪が残っています。

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2009年3月26日 (木)

急速に雪解けが進んでいます!

3月26日、晴れです!北方系生態観察園の雪融けの様子を見に行きました!
もう階段が露出しています。太陽のおかげだけでなく、整備の方が一生懸命雪除けをしてくださっているおかげでもあります。ありがとうございます!2009_03260029

森の中に入ると、木のまわりから雪解けが始まっています!2009_03260034
雪の布団がなくなって、ナニワズ君がお日様の下に現れました。でもまだ眠たいみたい。2009_03260035
このナニワズ君はもう目を覚ましています。2009_03260040
エゾエンゴサク君もいました!2009_03260039

谷はまだこんなに雪がありますが、Img_4307
エゾノリュウキンカくんとミズバショウさんがもう出ています!2009_03260046
あと1週間もしないうちに咲くかもしれません!?Img_4312

帰りに温室をチェックしてきましたが、ヒスイカズラはまだまだこれから咲くつぼみをいっぱいつけていました。まだ見たことが無い人はぜひ来て見てください。

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2008年4月16日 (水)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その11 緊急情報!カタクリが咲きました~

 緊急情報です!!!!カタクリ開花しました!!!

例年よりも2週間も早い開花!!!昨年は1週間早い!!!・・・地球の温暖化か・・・

先ずは・・・

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 蕾もこんなに!きっと明日開花かもです。

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 まあざっとこんなふうです。

 春は相当なスピードで加速してやってきます。

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 どんどん育つ!

 こんなのも・・・

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 オオウバユリです。

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 エゾニュウもこんなふう。

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 バイケイソウ。

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 ナニワズも最高潮!

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 クルマバツクバネソウ。

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 ユキザサ。

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 重要な漢方薬に配されるトチバニンジンの芽出し。

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 エンレイソウの蕾。

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 ヨブスマソウ。

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 オオアマドコロ・・・で・・・次はこうなります。

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 一皮剥けました。

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 ヒメイチゲも開花です。周辺にいるのはマイヅルソウの葉っぱ。

 谷へ降りると・・・

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 エゾノリュウキンカ。

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 ミズバショウも絶好調!

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 ザゼンソウ。

 そして・・・

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 ミドリザゼンソウです。

 今年の春はとっても変です。

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2008年4月14日 (月)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その10 エンレイソウ&ショウジョウバカマ~

 金曜日から中2日たちました。北方系生態観察園内の状態をお伝えします。

 エンレイソウが開花し、ショウジョウバカマももうすぐ開花です。

 生まれ立てのエンレイソウです。いかがでしょう?

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 ショウジョウバカマも開花直前です。

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 春は駆け足でやってきました。そして駆け足で去っていきます。どうぞお見逃しなく!

ナニワズも全開!!!

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 ピンク色のエゾエンゴサクが増えています(下左)。オオアマドコロのどんどん出てきました(下右)。

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 フッキソウも花芽を持ちました!

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 谷のエゾノリュウキンカもどんどん開花してます!

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 エゾノバッコヤナギも開花しました。

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 久しぶりに温室ものぞいてみました。これはアセローラの花ですよ。

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 八重のクチナシが良い香りを放っていました。

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 ヒスイカズラも絶好調です(下左)。薬草園ではクリスマスローズもステキな花を咲かせ始めました(下右)。

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2008年4月 9日 (水)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その8 エゾエンゴサク三昧&発陳のエネルギー~

 今日は本当に温かな日でした。北方系生態観察園の森の植物たちもどんどん成長しています。

 先ずは森の様子から・・・

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 東の尾根へ上る階段にも全く雪が無くなりました。この両側はやがて一面エゾエンゴサクとカタクリでいっぱいになるんです。

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 正面はさきほどの階段の手前にある森で一番大きなイタヤカエデです。遠くから見ると何も植物たちがいないように見えますが・・・・木の根元に近づき、しゃがんでよーっく見てみると・・・漢方でいう春の「発陳」のエネルギーでいっぱいでした。

先ずは・・・

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エゾエンゴサクだらけ・・・でもこの中にカタクリが一株だけいるんですよ(笑)。お分かりでしょうか?

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 真ん中に蕾を持ったカタクリ。その両側は若いエゾエンゴサクたちです。

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 蕾を持ったエゾエンゴサク。明日開花ですね。きっと!

 まだまだ発陳のエネルギーは続きます。

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 すてきな一株だったので、アートっぽく撮影してみました。キャノンの100mmマクロレンズを使ってみました。いかがですか?

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 エゾエンゴサクたちの元気はまだまだ続きます。

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 正面にピンク色のエゾエンゴサクがいました。近づいて接写すると・・・

 先ほどアートっぽく撮ったエゾエンゴサクを立位置で撮ると・・(下右側)

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 いやはや・・・デジカメ一眼レフカメラでもそこそこ撮れます。

 それにしても一口にエゾエンゴサクと言っても実に色々いましたね。どれもこれもよく見ると全て違ってます。実はこれが漢方の一番大切なことなんです。100株のエゾエンゴサクがいたら全て異なる!人も同じです。100人いたら全て異なる生命体である!科学、西洋医学の「人は皆同じ!」と対極的な考え方なんです。どちらが良いとか悪いとかではなく、どちらが正しく、どちらが間違っているとかではなく、人は全て異なる。ここから始めると、ひょっとしたら人間同士の争い事はかなり減るように思えますが。いかがでしょう?

 両方の考え方を合わせると何か新しい哲学が生まれそうな気がするのは私だけでしょうか?

 飛び立つ鳥に見えませんか?カタクリがこんなになってました。

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 森の中(東の尾根)の状態はこうです。

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 もう雪は全く無くなってます。

 そして・・・エゾニュウがこんなふうになってました。

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 下の2枚の写真。左がナニワズの雌花。右が雄花です。ご存知でしたか?

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 そして・・・

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 バイケイソウたちです。

 さらに・・・

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 クルマバツクバネソウたちです!

 まだまだ発陳のエネルギーをお届けします!

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 上の2枚の写真。左がオオアマドコロ。右がユキザサの芽出し!

 そして・・・

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 上の2枚。ルイヨウボタンの発陳エネルギーです。

 で、一気の谷へ降りてみました。

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 さすがにまだまだ雪が残ってます。今時期はで・す・ね・・・橋の上に座ると・・雪融け水の流れる音が・・・これまた耳から入ってくる感動!心のクスリってヤツです。雪の上を通ってくるそよ風もまた良し!生きるエネルギーが倍増!ってことになります。

 で、もっと近づいて見ると・・・いやはや、カメラのファインダーの中は春の光でまばゆいばかりでした。エゾノリュウキンカが流れの傍にひっそり!で、そのすぐ傍には・・・ステキな黄色い花が咲いてるってことで・・・!完璧ですね!

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 あと半月もするとこの谷は真黄色になっていきます。

 皆さん!一年に一度しか見ることができません。お金を出しても絶対無理なんです。ぜひぜひ見に来て下さい。

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2008年4月 8日 (火)

薬草園・北方系生態観察園情報 ~その7 エゾエンゴサク&エゾノリュウキンカの開花~

 週明けの月曜日に森(北方系生態観察園)へ入りました。どんどん加速して春がやってきています。エゾエンゴサクとエゾノリュウキンカが開花しました。カタクリの蕾も3株ほど出現!!!!です。今年、カタクリ、エゾエンゴサク、エンレイソウ、ニリンソウ、ナニワズ、ヒメイチゲ、ミズバショウ、ザゼンソウでで賑わう森になるのは何時でしょうね?

 このブログ上で紹介していきますので、ぜひ見に来て下さいね!

 さて最初は・・・森ではなく薬草園でこの植物が開花しました。キンポウゲ科の重要な薬用植物なんですよ。

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 オウレン(黄連)といいます。私の二日酔い防止のための漢方薬、黄連解毒湯に配される薬用植物の1つです。でも・・・健常人にとっては目から入ってくるクスリになるかもしれませんね。背丈は4 cmほどです。この写真はタムロンの180 mmマクロレンズを使って撮影しています。皆さんもマクロレンズを付けたカメラを使って、腹ばいになって、植物たちの息遣いを感じながら・・・旬を感じてみませんか?

 森の入り口にはスハマソウ(キンポウゲ科)が・・・

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 いやー、もうすばらしいの一言ですね(笑)。

 で、森の入るとすぐ・・・

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 森の沢沿い(湿地帯)にたくさんいるのですが、雪融けのこの季節は湿地帯みたいになるのでしょうね。あちこちに出現します。ザゼンソウ(サトイモ科)です。

 真っ直ぐ歩いていくと森で一番大きくてステキなカタクリの咲く、イタヤカエデの大きな木の根元に着きます。そこにはもう・・・

 100 mmのキャノンのマクロレンズで接写です。皆さんも撮ってみませんか?

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 そうです。カタクリ(ユリ科)です。もう蕾を持っているのもいます。先週の金曜日にはいなかったんですけどね・・・いつ開花するのかしら?

 森の整備を始めて10年以上経ちました。斜面の笹を丁寧にかっていくと、毎年どんどん植物たちが増えていきます。なんか・・・地球を元気にする手助けをしているように思えます。「カタクリ防衛隊」とか「地球の薬剤師」って思っちゃいます。

 で、こんなのもどんどん増えてきました。

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 ご存知、ギョウジャニンニク(ユリ科)です。でも、絶対採らないで下さいね。撮るのはかまいませんけど・・・。30年以上昔は自然も豊かで、山菜も豊富でしたが、化学技術などの物質文明の発達は地球の一番大切な植物たちを激しく減少させました。多くの山菜もそうなのですが、ギョウジャニンニクもカタクリも種から2枚の葉っぱを出すまでにかかる時間は約5年。さらに花を咲かせて、種をつけるようになるまでには8~10年以上。皆さんご存知でしたか?無造作に採って、ただ食べるだけでは済まされない時代を迎えています。地球の大切な元気を食べる以上は何か地球に対してステキな生き方をしてくださいね。

 で、一番雪融けの早い東の尾根ではこんなんになってました。

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 ハイ。2008年度は4月7日がエゾエンゴサク(ケシ科)の開花日でした。これも漢方薬、安中散に配される重要な薬用植物です。カタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウ(キンポウゲ科)、エンレイソウ(ユリ科)、ヒメイチゲ(キンポウゲ科)、エゾノリュウキンカ(キンポウゲ科)が一同に咲き乱れるのは一年でもわずか5日ほど。さて今年はいつになるのかしら・・・。一年で一度だけの植物たちの「春の祭典」です。お見逃しなく!

 で、この植物も開花です。

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 ナニワズ(ジンチョウゲ科)です。さてさてこいつには雄花と雌花があるんですよ。区別がつくでしょうか?

 ナニワズのそばでしゃがんでみました。すると・・・

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 クルマバツクバネソウ(ユリ科)と葉っぱが4枚のツクバネソウ(ユリ科)です。どんどん大きくなってます。

 こんなのは見たことありますか?

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 ハイヌガヤ(イヌガヤ科)の花芽です・・・。ウキウキしてるとついつい見逃してしまいます。

 一気に谷へ降りてみました。

 ついに・・・水の中からエゾノリュウキンカ(キンポウゲ科)の一番花。開花です。谷は雪融け水の流れる音、残雪を通り過ぎる風・・・最高ッス!

 この谷がだんだん黄色に染まっていきます。ザゼンソウもミズバショウも・・・賑やかな谷になっていくにのにはそんなに時間はかかりません。

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 エゾエンゴサクとエゾノリュウキンカの開花をお伝えしました。

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